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シーズンオフに大きな話題を集めるのが、フリーエージェント(FA)市場だ。2023年オフには西川龍馬、山﨑福也、山川穂高の3選手がFA移籍を決断した。多くの選手が他球団移籍を実現させてきたが、獲得球団が現れないケースも少なくない。そこで今回は、FA権を行使するも、他球団からオファーがなかった歴代選手を紹介したい。
松永昂大
・投打:左投左打
・身長/体重:175cm/82kg
・生年月日:1988年4月16日
・経歴:高松商 - 関西国際大 - 大阪ガス
・ドラフト:2012年ドラフト1位
2020年オフに国内FA権を行使するも、他球団からのオファーがなく、チームに残留した松永昂大。その後は故障にも苦しみ、一軍登板がないまま現役引退となった。
大阪ガスから2012年ドラフト1位で千葉ロッテマリーンズに入団。ルーキーイヤーから58試合に登板し、4勝1敗28ホールド、防御率2.11と大車輪の活躍を見せた。
翌年以降もブルペンの一角を担い、2018年には自己最多の60試合登板、28ホールドポイント(2勝26ホールド)、防御率3.15の好成績をマーク。
プロ入りから7年連続で40試合登板をクリアしていたが、2020年は左肘のコンディション不良に悩まされ、5試合の登板にとどまった。同年オフにFA宣言するも、獲得球団が現れずロッテに残留。
翌2021年は一軍、二軍ともに登板なく、同年オフには育成契約に。2022年7月に支配下復帰したが、一軍マウンドに立つことなく、同年限りで現役引退を決断した。
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