兵庫県三木市(みきし)は、古い歴史と自然に恵まれたまち。伝統の技を受け継ぐ「金物のまち」、日本を代表する25か所の名門ゴルフ場が立地する「ゴルフのまち」としても有名です。
今回紹介する返礼品は、「ハワイ『モロカイ島』産コーヒー豆100%」。自然豊かで素朴な「モロカイ島」で栽培された貴重な生豆とは、一体どのようなものなのでしょうか。
本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になった返礼品を紹介していきます。
今回は、「ハワイ『モロカイ島』産コーヒー豆100%」の特徴や事業者の商品に対するこだわりなどについて詳しく調べてみました!
三木市のふるさと納税返礼品「ハワイ『モロカイ島』産コーヒー豆100%」について
・返礼品名:ハワイ『モロカイ島』産コーヒー豆100%
・提供事業者:株式会社岡田コーヒーストア
・三木市別所町小林734
・内容量: (豆のまま、または挽き) 【1】150g 【2】300g
・寄附金額:【1】1万3000円 【2】2万6000円
「ハワイ『モロカイ島』産コーヒー豆100%」のふるさと納税返礼品の寄附金額は、1万3000円~2万6000円。お好みで、豆のまま、または挽いたものを選ぶことができます。
昔からコーヒー栽培が盛んなリゾート地「ハワイ」の「モロカイ島」で栽培された「モロカイ・コーヒー」。ひとつしかない農園で採れる豆は少量で、国外に出回る生豆はわずかなのだそう。
「自分で焼いたらもっと美味しく、日本人好みのコーヒーになる」と確信した「岡田コーヒーストア」の店主ヒデさんと妻カエさんが、幾多の困難を乗り越え、生豆の直輸入に成功しました。
ハンドピック(悪い豆や異物を手で取り除くこと)の後、豆の持ち味を最大限出せるよう、温度と時間を計算して焙煎し、焼きムラの豆などを再度ハンドピックし、香りと味を十分引き出すためにしっかり熟成させているのだそう。丁寧な下処理とふさわしい焼き上げで日本人好みに仕上げた、飲んだ人にしか説明できないユニークで未知なる美味しさが楽しめます。
三木市のふるさと納税担当者によると「近くまでお立ち寄りの際は、ぜひ店舗に足を運んでいただくことをおすすめします。神戸電鉄志染(しじみ)駅近くのお店に入ると、あっという間に外の喧騒からは別世界に! ゆっくりコーヒーを味わえます。お持ち帰り用のコーヒー豆も充実してますよ」とのこと。
「ハワイ『モロカイ島』産コーヒー豆100%」が返礼品になった経緯
「岡田コーヒーストア」は2011年創業の自家焙煎コーヒー店。
その数年前、仕事のストレスでまいってしまった店主ヒデさんの癒やしになればと、夫婦で初めてハワイに行った際に、日本とは違うカラッとした空気や、紺碧の空にそよぐ椰子の木、咲き乱れるハイビスカスやプルメリア、白波が映える青い海を見ているうちに、すっかりハワイのファンになったそうです。
現地でハワイらしい個性的なコーヒー豆に出会い、「日本で自分たちが焼いたら、もっと美味しく日本人好みに仕上げることができる」と確信したヒデさんは、ハワイからコーヒーの生豆の輸入に取り掛かったのですが、植物検疫などの関係で困難を極めたのだとか。数年をかけてようやく「モロカイ・コーヒー」の直輸入に成功しました!
「他のコーヒーでは味わえないユニークな美味しさはもちろんのこと、苦労を乗り越えて手に入れた我が子のようなコーヒーを全国のみなさまにご紹介したい」との想いのもと、返礼品の登録に至ったそうです。
寄附者からの反響
・ハワイに行って探してもすぐに見つからないモロカイ・コーヒーの虜です。まさかふるさと納税でいただけると思っておらず、ラッキーです。
・モロカイ・コーヒーはコナコーヒーと違い少し苦みがあり、とても美味しかったです。また頼む予定です。
・毎年返礼品でお願いしています。文句なしの美味しさです。
事業者の想い
「モロカイ・コーヒー」は当店の看板娘です。サイトに載せる紹介文を書く時は、とっておきの1杯をヒデさんに淹れてもらい、飲みながら書くのが妻カエさんの習慣です。できる限り詳しく紹介文を書くことは、香りも味も分からない中で、お客様にお買い求めいただく店側の責任と感じています。産地にこだわらず良い豆を提供し、お客様に喜んでもらいたいです。
今回は兵庫県三木市の返礼品「ハワイ『モロカイ島』産コーヒー豆100%」を紹介しました。店主の熱い想いとこだわりが詰まったコーヒー豆が、返礼品としてもらえるのはふるさと納税ならではのうれしいポイントですよね。気になった際は、ぜひチェックしてみてください。