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人気の漫画は、映画化やドラマ化されることも多く「原作はどういった内容なんだろう」と気になることがあります。ただ中には数十~100巻近く発刊されているものもありあります。そこでおすすめなのが、中古の漫画を購入する方法です。今回は、漫画を中古で購入するメリットや注意点に加え、おすすめの中古漫画についても紹介します。
新品・電子にはない中古漫画がおすすめの理由
現在は、Web漫画サイトが増加してきたこともあり、改めてコミックスや漫画雑誌を購入することも少なくなっている傾向にあります。しかし、時には紙媒体の漫画を楽しんでみるのも味わいがありおすすめです。
ここでは、紙媒体の漫画を中古で購入するメリットについてご紹介します。
新品・Web漫画の相場価格より安く購入できる
紙媒体の新作漫画を購入する際には、コミックスで5~600円程度、大判コミックスになると1,000円を超えるため、複数巻出ている漫画を購入するのは大変なコストがかかります。
しかし、中古の漫画本であれば、1冊100円程度で購入できるものもあり、既存巻だけでもセット販売されているものになると1冊100円以下の値段で購入できるものもあります。新刊であったとしても、定価の1~2割引きの価格で購入することもできます。
既存巻だけをリーズナブルに購入して新刊購入の足しにしたり関連する漫画本を購入したりと浮いたお金を有効に使うこともできるため、中古の漫画はおすすめです。
完結作品なら全巻まとめてセット買いができる
気になっていた作品やもう一度読み返したい名作などを、空いた時間にいっき読みしたいという方も多いでしょう。
すでに完結している作品なら、全巻をまとめてリーズナブルに購入することができるのでおすすめです。
もちろん未完結作品でも、最新版までのセット品などもあったりするので、いろいろと探してみるのもいいでしょう。
絶版などの掘り出し物が手に入る
新しい漫画が次々と世に出てくる一方で、古い作品は印刷が中止され、古くからのファンかコレクターだけが所有するようなこともあります。
しかし、リサイクルサイトなどを根気強く巡っているうちに、思わぬ掘り出し物に出会えることがあります。
なかなか書店などでは見かけないような珍しい漫画本に出合った際は、一期一会のチャンスと考え迷わずに購入してみてはいかがでしょうか。思わぬ面白さを秘めた本を手に入れることができるかもしれません。
中古の漫画を購入する際の注意点
気になる漫画に出会った場合、千載一遇のチャンスとばかりにすぐ購入ボタンを押したくなる気持ちもありますが、中古本だからこそ注意したいポイントもいくつかあります。
ここでは、中古の漫画本を購入する際に、確認したい注意点をご紹介します。購入前に一度確認おきましょう。
汚れや落丁などがないか確認
せっかく購入した漫画も、一番面白いページだけが汚損していたり落丁でページが抜けていると面白さが半減どころか、不快な気分になってしまいます。
良心的な店舗や出品者であれば、ダメージの程度や落丁ページについて紹介文や画像で公開しています。書き込みや水濡れ程度でご自身が納得できるのであれば購入を検討してもいいでしょう。
また購入者の口コミや評価に汚損や落丁に対する不満の書き込みがあった場合は、再度購入を検討してみたほうが無難かもしれません。
信頼できるお店か確認
対面で直接話をするわけではないので、ネットを通じて購入する場合に不安を感じる人も多いでしょう。
欲しいものがネットで見つかった場合は、まず出品者やサイトの口コミや評価を確認してください。良心的な店舗や出品者の場合は、評価も高く、コメントも感謝の気持ちを伝えるものが多くなっています。
反対に交換・返品に対応せず、商品の梱包が雑だった場合などは、評価も低く口コミも辛らつな言葉が多いかもしれません。そのようなショップや出品者からの購入はのちのちのトラブルにつながる危険性があることを理解して、熟考した方がいいでしょう。
送料が含まれているか確認
1冊の本であれば、メール便のような定額・低料金の方法で送られてくることもありますが、数冊~数十冊になると重量も増え、宅配便などを使用して送料がかさむ場合があります。出品者が遠方であればさらに送料が高くなるでしょう。
本の代金に送料が含まれているか、含まれていない場合はどこの配送業者を使っていくらぐらいの送料になるかを事前に確認しておいてください。
購入以外で漫画を読む方法にも注目
現在は、漫画の形態も多様化しているため、漫画本を購入する以外にも様々な読み方ができます。
ここでは、購入以外のいくつかの方法をご紹介します。
ご自分の読書に合う方法があれば、そこから漫画の世界に踏み込んでみてはいかがでしょうか。
レンタルブックサイトやWeb漫画サイトで閲覧する
Web上には様々な漫画が読めるサイトが誕生しています。出版社が手掛けるサイトのほか、サブスクによるサイトやレンタル漫画サイトなど様々な形態のものがあり、またサブスクサイトによっても、取り扱っている漫画は多岐にわたって公開されています。
サイトには、目的の漫画だけでなく同じ漫画家の作品や、関連作品、似たジャンルの漫画も紹介されているため、1つの作品に出合うことで、その世界が無限に広がっていきます。購入やレンタルも、ダウンロードやストリーミングなどその入手方法も様々です。
好みに合ったサイトがあれば利用してみてください。
図書館などを利用する
意外と知られていないのですが、国立国会図書館にも漫画が所蔵されています。国内の出版物はすべて国立国会図書館に納入する義務があるためです。漫画本も例外ではありません。
国立国会図書館は、本館と国際子ども図書館が東京、関西館が大阪にあります。漫画本は館外貸し出しを行っていないため、図書館を訪れることが可能であれば館内での閲覧が可能です。ただし、漫画本は全て書庫に保管されているため、閲覧の申し込みが必要となります。
古い漫画などでかんたんには入手できない漫画本がある場合は、国立国会図書館のHPから検索してみてください。
漫画に関する博物館を訪れる
漫画は日本が誇る文化のひとつとされ、各地に漫画に関する博物館やミュージアムが開館しています。
京都国際マンガミュージアムは、漫画に関する博物館としてよく知られていますが、ほかにも作家の出身地で開館された博物館や美術館、または作家に関連する財団などが運営している博物館などが国内のさまざまな地域に存在します。
それぞれの美術館・博物館では、資料として漫画を閲覧できるところもあるため、興味のある漫画の聖地や発祥の地などをめぐる際に、訪問してみてもいいでしょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)