俳優の鈴木亮平が主演を務めるNetflix映画『シティーハンター』(4月25日より世界独占配信)のティーザー予告&アート、場面写真が15日、公開された。エンディングテーマはTM NETWORKの名曲「Get Wild」の新録音版「Get Wild Continual」に決定。ティーザー映像にも使用されている。
単行本の累計発行部数が5000万部突破、一大ブームを巻き起こした大人気コミック『シティーハンター』が令和の日本で初実写化。物語の主人公・冴羽リョウは、東京・新宿を拠点にし、裏社会での様々なトラブル処理を請け負う超一流のスイーパー(始末屋)。無類の美女好きで、美女に出会うとタガが外れてしまうが、いざ依頼を受ければ、並外れた銃の腕と身体能力、そして冷静沈着な頭脳で、仕事を遂行する。
そんなクールでおバカでもっこりの冴羽リョウを演じるのは鈴木亮平、ヒロイン・槇村香役は森田望智、リョウの相棒である槇村秀幸役に安藤政信、リョウとは腐れ縁の麗しき刑事・野上冴子役には木村文乃が決定している。
このたび公開されたティーザー予告は、令和・新宿で、シティーハンターの代名詞でもある「もっこり」を連呼して歌うおバカっぷり200%の冴羽リョウ、一方カッコイイキレッキレの怒涛のガンアクションを披露する冴羽リョウが登場し、息つく間もなく思わず目を奪われる。
物語の舞台は現代の新宿。新宿東口の伝言板に書かれた「XYZ 妹をさがしてください」というメッセージを受け、相棒の槇村秀幸と共に、有名コスプレイヤーくるみ(華村あすか)の捜索依頼を請け負った冴羽リョウ。その頃新宿では謎の暴力事件が多発し、警視庁の敏腕刑事 野上冴子は手を焼いていた。息の合ったコンビネーションでくるみを追うリョウと槇村だったが、捜査の最中、槇村が突然の事件に巻き込まれこの世を去る。現場に居合わせた妹・槇村香は事件の真相を調べてほしいとリョウに懇願するがーー。新宿の裏社会を握る阿久津(橋爪功)にとっても手強い敵の存在が明らかとなった。
そして映像のラスト、あのイントロが赤いミニクーパーのエンジン音と共に鳴り響くのは、時代を超えて今なお愛され続けるTM NETWORKの名曲。このたび新たに制作され「Get Wild Continual」としてカムバックを果たした。小室哲哉氏は本作でのタッグにおいて「満を持しての実写化での世界配信!TM NETWORKのGet Wildがエンディング曲として寄り添えるなんて。必ずまた一歩を踏み出せる、そんな曲に育て続けてくださる皆さんに感謝しています」と喜びを語っている。今回はイントロだけの公開となっているが、果たしてどんな楽曲に仕上がっているのか!?
■TM NETWORK 小室哲哉氏 コメント全文
ハードボイルドであってコミカルでもあり、終わりのないまた続きそうなストーリーのエンディング曲。
とにかく冴羽リョウがより近く、より遠くにみえてしまうような魅惑のサウンドを目指しました。
そして満を持しての実写化での世界配信!
この日までTM NETWORKのGet Wildがエンディング曲として寄り添えるなんて。
必ずまた一歩を踏み出せる、そんな曲に育て続けてくださる皆さんに感謝しています。
【編集部MEMO】
『シティーハンター』の実写版はこれまで香港、韓国、フランスで映像化がなされているが、本家である日本では今回が初。実際の新宿の街での撮影や、原作で表現される日本語独特のニュアンスなどを活かして、日本ならではの実写化を目指している。
(C)北条司/コアミックス 1985