お笑いコンビ・ロングコートダディの堂前透が9日、YouTubeチャンネル『おいでやす小田 どストレートチャンネル』にゲスト出演。過去に一度、コンビを解散した真相について語った。

堂前透の芸人人生は「ずっと右肩上がり」

ロングコートダディ・堂前透

この日に公開された動画では、おいでやす小田とトークを展開。“芸人の幸せ”を問われた堂前は、「ずっと右肩上がり」だと断言しながら、「まあでも、解散とかもしてるわけですよ」「兎のほうが、“ちょっと辞めたい”って」と吐露。2009年に結成したロングコートダディだが、2012年にコンビを一度解散。そのきっかけは、芸人200人~300人が集まったバーベキュー旅行だったそうで、「兎がうまく周りの芸人と馴染めなかったというか。みんなワーッとやってるけど、それができなかった。それで、“自分は芸人に向いてないんじゃないか”って、結構グサッと入ってしまって」と打ち明けた。

他の芸人たちが大盛り上がりするなか、「こじんまりとした7人だけでバーベキューして。でも、全然しゃべらんみたいな。そんな状態になってしまって。その7人の中に僕も入ってたんですけど……」と苦笑した堂前。「やめます」という相方・兎を止めることなく、コンビ解散を了承。その後は、ピン芸人として活動し、「ホンマにへこまず、すぐピンネタを作ってやってました。この人と組みたいなとかもまったくなく。ただ、ピンネタを作るのが楽しかったですね」と当時を振り返った。

しかし、解散して3カ月後に、相方・兎が「やりたい」と言ってきたそうで、堂前は快く承諾。結果的に、兎に振り回される形となったが、「それを許すことによって、僕が優位に立てるのではないか? という思いもあったんで」と本音を明かしながら、「今は全然。五分五分で張り合ってくるからダルいんですけど」と苦笑い。「どっちがやってもいいような雑用とかもやらない」「トイレ行ってる間にソファ取られたりする」と相方への不満をもらしつつも、「まあ僕も100万ぐらい借りてるんでね」とぶっちゃけていた。

【編集部MEMO】
おいでやす小田は、2020年9月にYouTubeチャンネル『おいでやす小田 どストレートチャンネル』を開設。初期は「芸人楽屋ニュース」と題してお笑い芸人との楽屋トークをアップし、最近ではゴルフ企画をメインにグルメ、質問返し、脱ペーパードライバーなど様々な動画を配信している。