日産自動車は、レーシングカーをアーティストと捉えた同社史上初の試みとして「NISSAN CARTIST Z NISMO GT500」を始動する。
クルマのエンジン音が楽曲に?
同プロジェクトは、日本人初のアジアチャンピオンで世界大会3位にも輝いたFugaとHIROによるヒューマンビートボックスのタッグチーム「Rofu」がプロデュースを担当している。デビュー楽曲「Engine Beat Box feat. Rofu」は、今シーズンのSUPER GTシリーズに出場する「NISSAN Z NISMO GT500」のエンジン音のみを歌声として活用。各種音楽ストリーミングサービスで3月8日に一斉配信が始まっている。
同社は2022年12月にも、Jazztronik氏と共にエンジン音や整備音、観客の歓声などを使ってベートーヴェンの「第九」 をアレンジした楽曲を日産公式SNSで発表するなど、レーシングカーの「走る」以外の新たな可能性を常に追求してきた。
今回デビューした「NISSAN CARTIST Z NISMO GT500」は、世界的にもクルマのあり方が変化する中で、「レーシングカーの魅力である“エンジン音"を最大限に活用し、これまでにない新たな手法で後世に残していきたい。そして、エンジン音を“音楽“としても楽しんでいただきたい」という同社の思いに共鳴した「Rofu」に楽曲プロデュースを依頼し、制作した。
デビュー楽曲「Engine Beat Box feat. Rofu」は、エンジン音をひとつの歌声として捉え、「Rofu」の疾走感あふれるビートボックスを組み合わせた今までにない楽曲となっている。
滑らかに力強く回るエンジン音を最大限に生かした刺激的な音と、「Rofu」ならではの心地よくクールなサウンドがテクニカルに絡み合った、迫力満点の楽曲が完成。同楽曲を聴いた瞬間に、その世界観にグッと引き込まれ、エンジン音とビートボックスのコラボレーションといういまだかつてないメロディーラインを体感できる楽曲となっている。
「NISSAN CARTIST Z NISMO GT500」のデビュー楽曲「Engine Beat Box feat. Rofu」は3月8日に各種音楽ストリーミングサービスで配信をスタート。また同日より、歌詞を可視化し、タイポグラフィーで表現したミュージックビデオも日産オフィシャルYouTubeで公開した。
【総合プロデューサーRofuコメント】
ドゥルルンドゥルルンドゥルルンドゥルルンドゥルルン!!!!!!!!
ブロオン!!!!!ブロオオオオオオオオオン………..ブロオオオオオオオドルンコドルンコ!!!!!!!
ドン………ドドン…………ブロオオオオオオオン!!!!!
(今回は、レーシングカーをアーティストとして捉える、という初の試みの中で、まずはエンジン音をサンプリングさせていただき、その音の上に、我々のヒューマンビートボックスのサウンドを乗せ、互いの音を混ぜ合わせていく手法で制作しました。制作に当たって、生のNISSAN Z NISMO GT500のエンジン音も聴かせていただき、生まれて初めて間近で聴いたエンジン音の迫力にとても驚きました…!
口から出るヒューマンビートボックスの音と、レーシングカーから出るエンジン音の融合を表現したので、ぜひお聴きください!)
■リリース情報
アーティスト:NISSAN CARTIST Z NISMO GT500
曲名:Engine Beat Box feat. Rofu
配信日時:3月8日