プリンシプルは3月8日、「デジタルマーケティング職の就業環境調査」の結果を発表した。同調査は2月16日~26日、デジタルマーケティング職と、それ以外の職のビジネスパーソン合計600名を対象に、インターネットで実施した。
デジタルマーケティング職、非デジタルマーケティング職に就いている人に、10個の就業環境を挙げて、それが望ましいか望ましくないか尋ねた。デジマ職の方が、非デジマ職に就いている人より「望ましい(非常に望ましい、やや望ましい)」と回答した人が極めて多かったものは「現在の職務では、意見が反映されやすい」(12.5pt差)、「職務上での成果が評価や給与に反映されている」(13.3pt差)、「職務に関する学習への投資に積極的」(17.1pt差)だった。10個の就業環境に関するを問う設問のうち、8問でデジマ職の方が望ましいと回答する率が高かった。
非デジマ職に就いている人の方が「望ましい(非常に望ましい、やや望ましい)」が多かった項目は「顧客、上司および同僚からなくてはならないものとして評価されている」(5.5pt差)だった。
仕事に多少でも関係する学習時間はおよそ週何時間あるか、職務時間以外の学習時間について尋ねたところ、デジマ職の半数が週あたり3時間以上を学習に使っていると尋ねた。一方、非デジマ職は「1時間未満」が6割を占めている。
現在、どの程度リモートワークをしているか聞くと、フルリモート(週5日リモート)は非デジタルマーケティング職が2%ほど高く浸透していることがわかった。しかし、週1、2日のリモート率はデジタルマーケティング職の方が高く、47%と約半数がリモート就業をしている。