俳優の反町隆史が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『グレイトギフト』(毎週木曜21:00~)最終回がきょう14日に放送される。
■反町隆史主演『グレイトギフト』
今作は、『ラストマン-全盲の捜査官-』(23年)、『マイファミリー』(22年)、『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(21年、23年)、『グランメゾン東京』(19年)など、ヒット作の脚本を次々と手掛ける黒岩勉氏による完全オリジナル作で、「完全犯罪の殺人」を可能にする未知の殺人球菌「ギフト」をめぐるノンストップの“サバイバル医療ミステリー”。
■藤巻&久留米、最後の戦いに挑む
先週放送の第8話ラストでは、主人公である病理医・藤巻達臣(反町隆史)の妻・麻帆(明日海りお)がかつて、ギフト誕生の地となった国の研究機関で働いていたことが判明。ギフトを院内に持ち込み、連続殺人を誘発した真犯人は麻帆だったのか!? もう誰一人、犠牲者は出さない――最後の戦いに挑む藤巻&検査技師・久留米穂希(波瑠)があぶり出す“真犯人の正体とその目的の全ぼう”とは。そしてとうとう真犯人と手を組んだ理事長・白鳥稔(佐々木蔵之介)ら、ギフトによって欲望を掻き立てられ、人生を翻弄されてきた人間たちを最後に待ち受ける運命とは。今夜、すべての真相が明らかに。
■『グレイトギフト』これまでのあらすじ
ギフトが牙を剥いたのは、さかのぼること第1話。院内で不審死を遂げた元総理大臣の遺体から新種の球菌を発見した藤巻は、上層部から隠蔽を命じられるも負い目を感じ、信頼する白鳥に球菌の存在を打ち明けることに。ところが、当時は崇高な理念を持つトップドクターでありながらも一介の教授にすぎなかった白鳥は、藤巻に対して秘密裏に球菌を培養するよう依頼。「腐った医療界を改革するため頂点に立つ」と決めた白鳥はあろうことか、ギフトと名付けた球菌を悪用し、邪魔者を次々と消し始めた。時を同じくして、ギフトの存在を嗅ぎつけた病院関係者たちの中にも、黒い欲望が次々と芽生えていく。愛憎劇も相まって、ギフトに命を奪われる者が続出。正義を貫くため一念発起した藤巻は久留米と共闘し、白鳥を討つべく、命を懸けて立ち上がることに。ギフトの生みの親だった久留米が、密かに開発していた特効薬を使って、ついに渾身の一矢を報いたのだが……。現在、TVerでは第1話~最新話となる第8話までのダイジェストを配信している。
【編集部MEMO】最終回あらすじ
殺人球菌「ギフト」を明鏡医科大学付属病院に持ち込み、数々の殺人事件を誘発してきた真犯人の正体を暴くべく、命を懸けて戦い続ける病理医・藤巻達臣(反町隆史)と検査技師・久留米穂希(波瑠)。その矢先、ギフトが誕生した場所=国立生命理工学研究所で、かつて藤巻の妻・麻帆(明日海りお)が働いていたことが発覚した。真犯人は麻帆なのか? 突如浮上した新疑惑に狼狽する藤巻だが、真相を明らかにするため意を決し、久留米と共に麻帆のもとへ。その頃、心臓外科医・郡司博光(津田健次郎)を次の理事長にしようと野望をたぎらせる妻・佳澄(西原亜希)、そして彼女と共同戦線を張る事務長・本坊巧(筒井道隆)は、郡司にギフトの細胞株を精製させることに成功。ギフトを悪用して邪魔者たちの命を奪い、恐怖支配を行ってきた理事長・白鳥稔(佐々木蔵之介)に、ほかならぬギフトを飲ませて殺す復讐計画をとうとう実行に移す。もはやこれまでかと、絶体絶命の危機に瀕する白鳥。時を同じくして、白鳥と手を組んだ真犯人は藤巻と久留米、郡司、本坊を自らの陣営に引き込もうと画策する。そんな中、藤巻と久留米は自らの手の内にある“ギフトの特効薬”を武器に、真犯人に宣戦布告。もう誰一人、犠牲者は出さない――最後の戦いに挑む2人が、ついにあぶり出す“真犯人の正体とその目的の全ぼう”とは。そして、ギフトによって欲望を掻き立てられ、人生を翻弄されてきた人間たちを最後に待ち受ける運命とは。