SalesNowは3月13日、上場企業における建設業界平均年収ランキングTOP10を発表した。調査は2023年2月26日~2024年2月25日、国内540万社の企業情報を完全網羅した同社のデータベース「SalesNow DB」よりデータを抽出し、ランキングを作成した。
第1位となったのは「鹿島建設」。建設業界のリーディングカンパニーとして知られるスーパーゼネコン。大規模マンションやオフィスビル、百貨店、スタジアムなどの大型商業施設をはじめ、道路、トンネル、ダムといった土木構造物も数多く手掛けている。
2位は「ランドビジネス」。賃貸・分譲・不動産開発・建設・設計・施工監理をトータルにプロデュースする不動産デベロッパー。不動産投資事業や建築コンサルティング事業も手掛けている。2020年よりカフェ・レストラン事業も展開。
3位は「大林組」。歴史的建造物を数多く手掛けているスーパーゼネコンで、ビルやマンション、学校、病院、駅、工場、高速道路、トンネルなどさまざまな建物を建設している。既存のインフラの長寿命化や機能強化にも取り組んでいる。
4位は「大成建設」。創業150年の歴史を持つスーパーゼネコン。フィスビルやホテルなどの大型商業施設や、鉄道・道路などのインフラを多数手掛けている。住宅事業も展開しており、市街地再開発事業では高いシェアを誇っている。
5位は「清水建設」。医療・福祉施設で国内トップを誇るスーパーゼネコン。オフィス、工場、学校などの大型施設のほか、創業者が日光東照宮の修理や江戸城西丸造営などを手掛けた由縁から、社寺建築・伝統建築の実績も多数ある。
6位以下は、宮地エンジニアリンググループ、長谷工コーポレーション、奥村組、東亜建設工業、千代田化工建設と続いた。