学情は3月11日、「入社式」に関する調査結果を発表した。同調査は2月22日~3月1日、617社の企業・団体の人事担当者を対象に、インターネットで実施した。

  • 2024年4月入社の「入社式」の実施形式

2024年4月入社の「入社式」の実施形式について尋ねたところ、88.0%が「リアルで実施」と回答した。「リアル」で実施する企業の割合は、2023年(81.2%)より6.8ポイント増、2022年(67.2%)より20.8ポイント増えている。「オンラインとリアルを組み合わせて実施」(3.3%)を合わせると、9割以上の企業が「リアル」で実施予定することがわかった。

入社式で実施することを聞くと、「社員と交流できる」コンテンツが39.2%で最も多かった。次いで、「同期と一緒に『体験』ができる」(24.2%)、「キャリアプランなどの目標設定ができる」(5.9%)が続く。

  • 入社式で実施するもの

具体的には、「役員との懇親会」「社長から直接、辞令を交付する」「同期で一緒に困難を乗り超えてもらうために、入社式後に登山」「グループ会社全てを見学するツアーを行う」「ワークを通じて、同期同士の交流を深めてもらう」「家族に入社式の様子を配信」などの声があがった。