エプソン販売は3月13日、プログラミング的思考を育む知育アプリ「プログラマッピング」を発表した。ユニティとの共同開発で商品化し、3月13日より無償で提供する。

エプソンでは、小学校低学年の児童でもプロジェクションマッピングの映像コンテンツを制作できるプログラミング教育アプリケーションを2021年から開発してきた。複数の小学校での実証授業を重ね、ユニティと共同開発を行い今回の商品化に至っている。監修は放送大学の中川一史教授、佐藤幸江客員教授などが務めた。

プログラマッピングは、小学校低学年の児童でも扱えるビジュアルブロック型アプリ。プログラミング教育の後押しをするべく、無償で提供される。プロジェクションマッピングを学ぶために作られており、どこに何を映すのか、投写対象を何にするのかなどを考え、作品が完成するまでの「制作」→「表現」→「調整・修正」→「鑑賞」を繰り返すことで、プログラミング的思考の育成につなげていく。

  • ビジュアルブロック型アプリなので、小学校低学年の児童でも扱える

小学生でも簡単にプロジェクションマッピングが制作できるよう、タッチ操作による直感的な操作が可能。素材として、多数のイラストや文字を収録しており、撮影した写真、音声、音楽なども取り込める。これらの素材からキャラクターを選んで動作の命令ブロックを重ねて動かしていき、キャラクターが一連の動作をする、といったコンテンツ制作の流れを学べる。

プログラマッピングで制作したコンテンツは、プロジェクターに接続することでプロジェクションマッピングとして使える。対応OSは、Android 10以降、iPadOS 14以降。Chromebookにも対応する。