ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は3月13日、PlayStation 5(PS5)のシステムソフトウェア バージョン24.02-09.00.00を提供開始。純正ワイヤレスコントローラのスピーカー音量を大きくし、マイクの入力品質も向上するなど、複数の機能強化を図る。
2月6日に配信開始したベータ版システムソフトウェアが正式版となったかたち。主なアップデート内容は以下の通り。
DualSense/DualSense Edge ワイヤレスコントローラーのサウンド機能改良
- コントローラーのスピーカーで、より大きな音量でサウンドを再生可能に。ゲームの音やボイスチャットの声が、より鮮明なサウンドで楽しめる
- 新たに導入したAIの機械学習により、ボタンの操作音や周囲の環境音が低減され、コントローラーのマイクの入力品質が向上。チャット時に自身の声がより鮮明に相手に聞こえるようになる
PS5本体の電源ランプの明るさ調整が可能に
- [設定]>[システム]>[ビープ音とランプ]を選び、[明るさ]で調整
パーティーとシェアスクリーンに新機能を追加
- シェアスクリーンを視聴しているプレイヤーが、ゲームプレイ画面でポインターや絵文字のリアクションを使用可能に
- 視聴しているプレイヤーは、ゲームプレイの画面にポインターや、一時的に画面の位置を指し示す「スポット」を表示可能
- 視聴しているプレイヤーは、絵文字でリアクションを送信可能
- シェアスクリーンのホストが、シェアスクリーンの設定で [視聴者のやりとり]をオンにすると、同機能が使えるように
その他の機能強化
- Unicode 15.1の絵文字追加、メッセージなどで使用可能に
- DualSense/DualSense Edgeワイヤレスコントローラー、PlayStation VR2ヘッドセット、PlayStation VR2 Senseコントローラー、Accessコントローラーのデバイスソフトウェアを更新し、動作の安定性を改善
- システムソフトウェアの動作の安定性を改善
- 一部の画面でメッセージや操作性を改善