14日のテレビ朝日系バラエティ番組『アメトーーク!』(毎週木曜23:15~※一部地域を除く)では、「賞レース2本目やっちまった芸人」を放送する。

  • 上段左からロッチ・さや香・チョコレートプラネット・笑い飯=テレビ朝日提供

■チョコプラ、『キングオブコント』で“ロッチ現象”

芸人たちが人生を懸けて挑む『M-1グランプリ』や『キングオブコント』などの賞レース。その決勝ラウンドで、1本目は好成績を残したのに2本目で大きくつまずき、優勝を逃してしまった4組が集結する「賞レース2本目やっちまった芸人」を開催。チョコレートプラネット、笑い飯、ロッチ、さや香が当時を振り返りながら傷をナメ合う。

「君たちはどうやっちまったのか」では、何が起こって優勝を逃すことになってしまったのかについて本人が詳細に解説。2015年の『キングオブコント』でやっちまったロッチは、「1本目が思いのほかウケ過ぎた」という。その勢いに乗れず、2本目のネタで大スベリ、結果そのままいけば優勝できる点数を保持していたにもかかわらず、衝撃の転落ぶりを見せてしまった。2018年にやっちまったのはチョコレートプラネット。長田庄平が「1本目のネタが当時の最高得点を取った」と言い、松尾駿が「このままいける!」と思ったという中で迎えた2本目では、出だしからまったく笑いが起きず、焦りから「体と魂がズレ始めた」そうで、案の定、優勝を逃す結果に。これについて、コカドケンタロウは「チョコプラが僕らと同じことをやらかして、“ロッチ現象”という言葉が生まれたんです。それ以降も同じ状況に陥る人が現れるたびに傷が剥がれる(笑)」とガックリ。

■『M-1』、やらかしてホヤホヤのさや香と鳥人後に失速の笑い飯

一方、『M-1グランプリ』で2009年にやっちまった笑い飯と、やらかしたてホヤホヤ、昨年の決勝で優勝を逃したさや香。2002年から毎年決勝に進出してきた笑い飯は、2009年の1本目に、今や伝説となった「鳥人」のネタを披露し、大ウケ。勢いづいたものの2本目のネタで失速してしまい!? 芸人たちが口をそろえて「お客さんが1本目と同じようなネタを望んでいるのを感じたけど、いろんな幅を見せたくなってしまう」と断言した、2本目のネタを決める難しさや、観客の空気を感じ取った際の焦り、そして衝撃の結末まで、当時の緊張感そのままに振り返る。そんな芸人たちの自己分析を目の当たりにした蛍原徹は、「結果を知ってるのに、みんなの話聞くのが怖いね(笑)」と、思わず苦笑する。

そんな彼らのすべてを現場で見ていた『キングオブコント』の審査員・三村マサカズ(さまぁ~ず)や、『M-1グランプリ』の審査員・塙宣之(ナイツ)は、当時のウラ話を大暴露。審査員たちが、当時自分たちのネタをどう思っていたのかを知った芸人たちの反応は。