アイドルグループ・日向坂46が出演する特別番組『大好き日向坂46!!歌も笑いも全部まとめて生配信 おひさまと一緒にひな祭り SP!!』が3日、映像配信サービス・Leminoにて独占無料生配信された。番組には日向坂46メンバーのほか、司会進行役としてお笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右が出演し、バラエティブロックではチーム対抗戦で盛り上がり、ミニライブでは春を感じさせる楽曲や人気ナンバーを披露した。

  • 『大好き日向坂46!!歌も笑いも全部まとめて生配信 おひさまと一緒にひな祭り SP!!』より 撮影:大谷次郎

前半のバラエティコーナー「雛飾り争奪!ひな祭りバトル」では、3月3日が桃の節句・ひな祭りであることにちなんで、上半期生まれのメンバーで構成された上村ひなのチームと、下半期生まれのメンバーが集結した河田陽菜チームに分かれて対決。「ヘッドホンガンガン伝言ゲーム」「当たったら罰よ!ひな壇ストラックアウト!」「ニヤけちゃダメよ!すましがおバトル!」といったゲームで熱戦を繰り広げた。

番組の後半ではミニライブが行われた。ステージが暗転するとOVERTUREが流れる。日向坂46のグループカラーである空色のペンライトで応援する観客。ステージが明転すると、この日が初お披露目という、白とブルーを基調としたワンピース衣装を着用したメンバーたちが登場した。

6thシングル収録のカップリング曲「何度でも何度でも」からスタートさせると、続く2曲目では、オレンジのスポットライトが降り注ぐステージ上で「ただがむしゃらに」と、応援ソングを歌い上げた。

MCでは、佐々木久美が「それにしてもさっきのバラエティブロック楽しかったね」と回顧。バラエティブロックで佐々木美玲が披露したのは、日向坂46のメイクを担当する方のモノマネとのこと。それについて佐々木美玲は「その方が天然パーマなんですよ。いつも『私の髪の毛を見たら湿気が分かるわ』って言うの。現場が早く終わったりすると『素敵な夜を~』っていっつもみんなに言ってくださって、その言葉が好きで表現してみました。ラブを込めてだからね!」と説明すると、上村も「LOVE~」と反応していた。

「何度でも何度でも」や「ただがむしゃらに」について上村は「大分久しぶりだったと思うんですけど、春にちなんで青春っぽいセットリストになってるみたいです。なので、みなさんも青春時代を思い出しながら……」と言いかけたところで、佐々木久美が「青春中かもしれないよ」と訂正。言いかけた言葉を飲み込みながら上村は「青春中のみなさん、今日は楽しんでいってください!」と改めて呼びかけた。

「最後まで楽しんでいきましょう!!」と佐々木久美の掛け声から繰り出されたのは、四期生初の楽曲「ブルーベリー&ラズベリー」。そして、4曲目は三期生楽曲の「青春ポップコーン」、二期生の楽曲「沈黙が愛なら」、一期生の「耳に落ちる涙」と青春をイメージした期別曲を、元気よくポップに歌唱した。

高橋は「『青春ポップコーン』は2回目の披露なんですよ。ハジけられた気がしてすごく楽しかった」と伝えると、松田好花は「5年前にリリースした『キュン』のカップリングなので、歳を取れば取るほど、この曲の良さが沁みるようになってきた」としみじみ。加藤は「ワンハーフとかはツアーでやらせてもらったんですけど、フルで披露させてもらったのはデビューの時ぶり? 私は主人公でしんみりなんですけど、周りはコーヒーカップを回っている振り付けがあって、今日ここで披露できてうれしい」と喜んでいた。

リリース予定の11枚目シングルで初のセンターを務める正源司は、心境を聞かれると「ちょっと緊張していますし、私たちもみなさんもすごく不安だと思うんですけど、その不安を乗り越えた先には私たちがまだ知らない景色があると信じて、11枚目シングルを全力で楽しんでいこうと思いますし、期待していてください」と胸を張る。

再びライブに戻り、「キュン」では加藤のソロセリフ「大好き」で会場の熱気をあおると、8曲目の「シーラカンス」では伸びるような歌声と可憐なダンスで客席を魅了。その勢いのまま「青春の馬」に「JOYFUL LOVE」をパフォーマンスした。

配信はされていないが、この日は番組観覧者のためにアンコールで「誰よりも高く跳べ!2020」を熱唱。途中、齊藤京子が手の振り付けで東村芽依にちょっかいをかけ、それを振りほどくなどファンにはたまらない一幕もあった。『大好き日向坂46!!歌も笑いも全部まとめて生配信 おひさまと一緒にひな祭り SP!!』の配信は、2025年3月2日の19時まで。2024年3月17日18時59分までは無料配信中で、以降の視聴は有料会員のみとなっている。