ダイハツ、売れ筋のタントが出荷停止を解除。まだ出荷できていないクルマは

国土交通省は2024年3月11日、ダイハツ タントとダイハツが生産するスバル ブランドのシフォンについて、立会試験などの結果、道路運送車両法の基準に適合していることが確認されたことから、出荷停止の指示を解除すると発表した。これを受けて、ダイハツは今後、仕入先や販売会社と連携をとり、準備ができ次第、順次、タントとシフォンの生産・出荷を再開するという。

【画像】出荷停止解除待ちのダイハツ車

 

ダイハツは認証試験不正の影響によって2023年12月下旬から全車の生産・出荷を停止。ダイハツでは国土交通省の指示を受けて、これまで以下のモデルの生産を再開してきた。

 

◎2024年2月12日から生産再開(基準適合性確認1月19日、出荷再開2月5日)

・トヨタ プロボックス

・マツダ ファミリア バン

 

◎2024年2月26日から生産再開(基準適合性確認1月30日、出荷再開2月19日)

・ダイハツ ミラ イース

・ダイハツ ハイゼット トラック

・ダイハツ ハイゼット カーゴ(デッキバン含む)

・ダイハツ アトレー(デッキバン含む)

・トヨタ ピクシス エポック

・トヨタ ピクシス トラック

・トヨタ ピクシス バン

・スバル プレオ プラス

・スバル サンバー トラック

・スバル サンバー(バン)

 

◎2024年3月18日から生産再開予定(基準適合性確認2月16日、出荷再開3月4日)

・ダイハツ ロッキー(ガソリン車)

・トヨタ ライズ(ガソリン車)

・スバル レックス

 

一方で、いまだ多くのモデルの生産がストップしている。生産再開待ちのモデルは以下のとおり。

 

◎2024年1月19日に国土交通省により基準適合性を確認済み、生産再開は未定

・ダイハツ グランマックス カーゴ

・トヨタ タウンエース バン

・マツダ ボンゴ バン

 

◎基準適合確認中で生産再開待ち

・ダイハツ トール

・トヨタ ルーミー

・スバル ジャスティ

・ダイハツ ロッキー(ハイブリッド)

・トヨタ ライズ(ハイブリッド)

・ダイハツ コペン

・トヨタ コペン

・ダイハツ タフト

・ダイハツ ムーヴ キャンバス

 

以上のように売れ筋のモデルや趣味性の高いモデルがまだ控えている。完全な生産再開はいつになるのだろうか。

 

〈文=ドライバーWeb編集部〉