学校や会社では、さまざまな行事やイベントがあります。そのような場での自己紹介で意気込みをアピールすることは、印象を残す絶好のチャンスです。しかし、何度も同じ体験をすると話す内容がなくなってしまうこともあるでしょう。

そこで今回は、学校や会社で使える意気込みの一言例文をシーン別に紹介します。

意気込みを伝える一言の例文【新入社員】

  • 意気込みを伝える一言の例文【新入社員】

    新入社員の意気込みは謙虚な姿勢で

新入社員で自己紹介や挨拶をする場合には、以下のような一言で意気込みを伝えましょう。

  • 早く仕事を覚えて即戦力になれるよう、全力でがんばります。
  • 日々熱意を持って仕事に取り組みますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
  • 仕事に対するやる気だけは負けないので、精一杯取り組みます。
  • 高校時代に全国大会に出場した際の熱意や誠意を持って、少しでも会社に貢献できればと思います。
  • 至らない点があるかもしれませんが、何事も前向きに学んでいきますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
  • 会社の一員として恥ずかしくないよう、鋭意努力いたします。

意気込みを伝える一言の例文【新しい職場・部署】

  • 意気込みを伝える一言の例文【新しい職場・部署】

    新しい職場や部署での意気込みではやる気を見せましょう

新しい職場や部署で、一言挨拶を求められる場合もあるでしょう。以下の例文を参考にしてください。

  • 本日は初めての出社で緊張していますが、常に向上心を持って業務にあたります。
  • 持ち前の根性で仕事に取り組み、成長していきたいと思います。
  • スムーズにプロジェクトを遂行できるよう、最善を尽くします。
  • これまでの経験を活かして、誠心誠意課題に取り組みます。
  • 心機一転、前向きな気持ちでがんばります。

意気込みを伝える一言の例文【歓迎会・親睦会】

  • 意気込みを伝える一言の例文【歓迎会・親睦会】

    歓迎会や送別会でも意気込みを求められることがあります

歓迎会や送別会で一言挨拶を求められた際の例文は、以下を参考にしてください。

  • 皆さんと共に活躍できるよう、日々精進いたします。
  • 一日も早く仕事に慣れて会社に貢献できるように、自分ができることに全力で取り組みます。
  • 新天地でもこれまで培った経験を活かしてがんばりたいと思います。
  • ここで学んだことを存分に活かしてより成長できるよう、新しい職場でも努力を重ねていきたいです。

意気込みを伝える一言の例文【インターンシップ】

  • 意気込みを伝える一言の例文【インターンシップ】

    インターンシップで挨拶が求められることもあります

インターンシップの意気込みで使える一言例文を集めました。

  • 短い期間ではありますが、少しでも多くのことを吸収して成長できるよう、毎日全力で取り組みます。
  • 私の強みはプレゼンテーションスキルだと思っておりますので、御社のインターンシップの●●プログラムで活かせるようにがんばります。
  • この業界の最前線で、自分の可能性を思いっきり試してみたいです。
  • 少しでも多くのことを学んで帰り、今後に活かせるようにしたいです。

意気込みを伝える一言の例文【部活】

  • 意気込みを伝える一言の例文【部活】

    部活でも挨拶が求められることがあります

部活の壮行会に使える意気込み一言例文を紹介します。部活の大会前で意気込みや激励の言葉を求められた際などに使用できます。

  • 全力を出し切り、次の大会を戦い抜きたいと思います。
  • 今まで磨いてきた実力を発揮できるよう精一杯がんばりますので、応援よろしくお願いします。
  • 部員全員、一丸となって〇〇学校の自覚と誇りを持って戦っていきたいと思います。
  • みなさまの期待に応えられるよう、これまでの成果を発揮して悔いが残らないようにがんばります。
  • ●●部は、日々の厳しい練習を乗り越えてがんばってきましたので、次の大会では成果を発揮できるよう戦ってきてください。
  • 私たち在校生も一丸となって、勝利を祈って応援します。

意気込みを一言で伝える際のポイント

  • 意気込みを一言で伝える際のポイント

    コツを押さえると挨拶しやすくなります

意気込みを伝える際は、ポイントを押さえて話しましょう。

人前で意気込みや抱負を伝える際は、言葉だけでなく内容や態度にも注意点があります。入社時だけでなく、プロジェクトやインターンに参加する場合や歓迎会・親睦会でも使えますので、覚えておきましょう。

意気込みを一言で伝える際には、以下のようなポイントがあります。

  1. ネガティブな表現は避ける
  2. 相手の目を見て話す
  3. 笑顔でわかりやすく伝える
  4. 実現できる目標を掲げる
  5. 謙虚さも忘れずに

ネガティブな表現は避ける

意気込みにネガティブな表現を使うと、やる気や自信がないように見えてしまいます。先輩や上司にも悪い印象を与えてしまうので、ネガティブな表現は避けましょう。自分の能力や将来性を過小評価することは、自分自身の成長の妨げにもなりかねません。

「みなさんに迷惑をかけないように気を付けます」「初めてなので自信はありませんが、何とかがんばります」など、自分の正直な気持ちであっても、ネガティブに捉えられる言葉は言わない方が無難です。

相手の目を見て話す

目を見て意気込みを伝えることで、自分の熱意を相手に伝えられます。

新しい職場や部署など、知らない人が多い中でしゃべるのは緊張するものです。目を逸らしたくなる気持ちもわかりますが、下を見て話すとどうしても暗い印象になってしまいます。

人前で意気込みを伝える場合は、少数なら一人ひとり、大勢ならブロックごとに目を合わせて話すよう心がけましょう。

笑顔でわかりやすく伝える

意気込みや抱負を語る際は、笑顔でわかりやすく伝えることを意識しましょう。

笑顔でわかりやすく伝えることで、やる気や情熱といったポジティブな印象を与えられます。親近感が高まるので、周りから話しかけられやすくなるなど、コミュニケーションの面でも効果的です。

ボソボソと話すより、「少しくらい間違えても大丈夫」というくらいの気持ちで、ハキハキと話すことが大切です。

実現できる目標を掲げる

意気込みを伝える場合は、実現できる目標を掲げましょう。

背伸びして大きな目標を宣言すると、人によっては「目立ちたがり屋なのかな?」「お調子者だな」とマイナスに捉えられてしまうことも。

具体的に大きな数字を出すよりも、「今の仕事に全力で取り組みます」といったように、抽象的な目標に留めておくのもいいでしょう。

謙虚さも忘れずに

意気込みを伝える際は、謙虚さを忘れないことも大切です。

自分を過大評価せずに謙虚に話すことで、自分の人柄や仕事に対する姿勢などをよく伝えられます。これからも成長できるというポテンシャルの高さのアピールにも繋がるでしょう。

また、新入社員の初めての挨拶で尖った内容にしてしまうと、周りに不快感を与えかねません。

たとえば「早く先輩の成績を抜きたい」という野心があったとしても、「先輩方をすぐに追い越してやります」なんて言ってしまうと、角が立ちます。「先輩方に追いつけるように精一杯努力します」と柔らかい表現に言い換えた方が、誠実かつ謙虚な印象に見えるはずです。

意気込みを伝える一言で印象を残そう

  • 意気込みを伝える一言で印象を残そう

    前向きな意気込みは周りによい印象を残せます

この記事では、学校や会社で使える意気込みの一言例文をまとめました。それぞれの例文を組み合わせて使うことも可能です。

新しい環境や大事な場面で、意気込みを問われる機会は少なくありません。大切なのはわかりやすく堂々と自分の気持ちを伝えることであり、少しくらい間違えても大丈夫です。明るくハキハキと話すことで、周りは熱意や誠意を汲み取ってくれるはずですよ。