テレビ朝日系ドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(毎週土曜23:30~)最終章となる第8話がきょう9日に放送される。

  • 左から小池徹平、観月ありさ=テレビ朝日提供

■『離婚しない男』見逃し配信が絶好調

大竹玲二氏による人気漫画『離婚しない男』(講談社ヤングマガジンKC)をドラマ化する今作は、妻の不倫に気づかぬフリをしながら不倫の証拠を日々収集し、わずか1割と言われる父親の親権獲得を目指す男の姿を描くリコン・ブラックコメディ。今年3月31日をもって32年間活動してきた放送作家業と脚本業から引退することを発表した鈴木おさむ氏の地上波連ドラ最後の脚本作となっている。

ABEMA・TVerをはじめとする第1話の見逃し配信は、テレビ朝日歴代全番組で最速の、750万再生を突破(7,537,241再生 ビデオリサーチにて算出 期間1月21日-3月5日)。第2話は500万再生(5,164,869再生 期間1月28日-3月5日)、第3話は400万再生(4,048,163再生 期間2月4日-3月5日)、第4話は270万再生(2,742,224再生 期間2月11日-2月18日)、第5話は230万再生(2,315,444再生 期間2月18日-2月24日)、第6話は200万再生(2,161,835再生 期間2月25日-3月2日)を突破し、2日放送の第7話も、配信からわずか5日で150万再生を突破(1,545,523再生 期間3月3日-3月7日)と、合計は2,500万再生に到達した。

■第8話には、観月ありさと高橋克典登場

第7話では、凄腕の弁護士・財田トキ子(水野美紀)と、財田と提携する探偵・三砂裕(佐藤大樹〈EXILE/FANTASTICS〉)の執念の調査で、司馬マサト(小池徹平)の真の姿と、岡谷渉(伊藤淳史)への復讐心の真意が明らかに。また、マサトがハニートラップを仕掛けたと知り、渉は隣人の竹場ナオミ(藤原紀香)を怪しんでいたところ、ホテルに誘われ!? さらには、裕の裏切り、渉の妻・綾香(篠田麻里子)に衝撃の事実が発覚と、ストーリーは一気に加速。

9日に放送される第8話では、財田が弁護士を目指すきかっけとなった、自身の悲しい過去を渉にカミングアウト。その話を裕は複雑な表情で立ち聞きし……。また、綾香がマサトの子を妊娠したと報告すると、マサトは「今日は人生最良の日だ!」と大喜びする。しかし、そこに芸能事務所「ポールサニープロダクション」の社長・大洗美子(観月ありさ)が現れて、大激怒。ハエたたきでマサトを殴打しながら「汚らわしい! このドすけべなカメムシが!!」と“おさむワールド”全開のセリフが飛び出す。大洗は綾香にある提案をするが……。また、高橋克典が財田の過去にまつわる重要な役どころとして登場する。

新たな“強キャラ”である大洗を演じる観月。「おさむさんの過去作の、すべての要素が詰まっているようなぶっ飛び具合」と語る今作で、鈴木氏の脚本作『奪い愛、高校教師』(21年/テレビ朝日系)で見せたバイオリンを再び披露する。そこに、財田のドラム、裕の華麗なタップダンスも合わさり、おなじみの数原龍友(GENERATIONS)がカバーする「最後の雨」をスペシャルバージョンで届ける。そして、渉と綾香は、久しぶりに一夜をともにすることに……!? エモーショナルなシーンに注目だ。

【編集部MEMO】最終章・第8話あらすじ
司馬マサト(小池徹平)の策略によってハニートラップを仕掛けられた岡谷渉(伊藤淳史)。だが渉は、それを事前に見抜いた凄腕の弁護士・財田トキ子(水野美紀)に救われる。同時に財田は、探偵・三砂裕(佐藤大樹)の裏切りに気付くも、裕はマサトから大切な人を殺めると脅されていたことを知るのだった。やがて財田は渉に、自身が弁護士を目指すきっかけとなった元夫・孝弘(高橋克典)との、ある過去の出来事を語り出す。一方、マサトの子を妊娠した渉の妻・綾香(篠田麻里子)は、マサトにそのことを報告。人生最良の日だと2人で喜び合うが、マサトと綾香の不倫の事実を知った芸能事務所の社長・大洗美子(観月ありさ)は大激怒。そして大洗は、ある提案を綾香にするのだった。その後、綾香からの誘いで、渉と綾香、愛娘・心寧(磯村アメリ)、渉の父・茂(利重剛)の4人は家族旅行に出向くも、渉は綾香が何かを企んでいると警戒して――!?