テレビ朝日は8日、東京・六本木の同局本社で4月改編説明会を開催。女優の石原さとみが主演を務めるテレビ朝日系2024年4月期ドラマ『Destiny』(4月9日スタート、毎週火曜21:00~※初回拡大スペシャル)を担当する中川慎子プロデューサーが、見どころを語った。
■石原さとみ、3年ぶり連ドラ復帰『Destiny』
今作は、ドラマ『Dr.コトー診療所』シリーズ(03年ほか/映画は22年)、映画『涙そうそう』(06年)、『ハナミズキ』(10年)などを手掛ける脚本家・吉田紀子氏が、自身初となる検事の世界を舞台にしたサスペンス×ラブストーリー。主人公の検事・西村奏(石原)が、大学時代の恋人・野木真樹と(亀梨和也)と12年ぶりに再会したことを機に、封印してきた青春時代のある事件の扉が開き、二人は20年に及ぶ運命の波に翻弄されていくことに……。出産を経て、今作で3年ぶりの連続ドラマ復帰を果たす石原が主演を務め、亀梨和也と初共演を果たす。
中川プロデューサーは、「今作は石原さんのドラマ復帰作。亀梨和也さんはじめ、本当に豪華なキャストの方が集結しています。“ファーストオファー”させていただいた方々にほぼ即決でOKをいただけて、その理由としては、石原さんの求心力と、吉田さんのオリジナルストーリーという点が大きなポイントだったと思います」と語り、吉田氏の脚本制作過程について、「1カ月以上かけて、数十ページにわたるキャラクターのプロフィールを作ってから、シナリオの執筆をされていました。大人の視聴者に満足してもらえるような重厚な人間ドラマになっています」と明かす。また、スタッフは、テレビドラマ界のみならず、アマゾンプライムビデオ作品やNetflix作品を手掛け、世界で戦っているメンバーが集まり、4Kで撮影したという。中川プロデューサーは、「素晴らしい映像美を約束します。石原さんと亀梨さんのとにかく美しいラブストーリーで、リーガルサスペンスとしても考察しがいがある作品です」とアピールした。