鉄道と旅に関する書籍と雑誌を手がける天夢人は、「旅と鉄道」2024年増刊4月号「ありがとう国鉄型特急」を3月6日に刊行したと発表した。A4変型判、96ページで定価1,980円。全国の書店とネット通販で扱う。
今年4~6月に新型車両へ置き換えられ、その役目を終える特急形電車381系をはじめ、これまでに活躍した国鉄型の特急形電車・気動車を北海道から九州までエリア別に解説する1冊に。それぞれのエリアを走った特急列車を路線系統別に掲載し、「JTB時刻表」元編集長の木村嘉男氏が解説する。
151系(登場時は20系)電車から始まり、段階を経てキハ185系へと発展した国鉄の特急形電車・気動車の進化と変化についても掲載。鉄道ライターの松尾よしたか氏が解説している。
国鉄型特急の前面を彩ったイラスト入りのトレインマークも収録。ウェブサイト「愛称別トレインマーク事典」を運営し、『特急マーク図鑑』の著書もある松原一己氏が独自の視点で解説する。特別付録として、国鉄型特急9列車のトレインマークを再現した「シールコレクション」が付く。