バームクーヘンやレトルトカレーなど、絶品フードを多数販売している無印良品。そんな無印良品が、一部店舗限定でアイスクリームを販売していることをご存知だろうか?
無印良品のアイスのなかでも、季節限定で登場する「桜もち風味」アイスは美味しいらしくXを中心に話題に。桜のアイスはサーティーワンくらいしか食べたことがなかった筆者も、あまりの絶賛ぶりにその味わいが気になった。
そこでこの記事では、入手困難といわれるほど売れている無印良品「桜もち風味」アイスの味わいやサイズ感をレポート。サーティーワンとの比較も交えて紹介するぞ!
無印良品『素材を生かしたアイス 桜もち風味』
さっそく、冷凍食品の取り扱いのある無印良品で購入してきた『素材を生かしたアイス 桜もち風味』。
容量は120ml、価格は320円。希望小売価格351円(スーパーでは300円弱)で容量110mlのハーゲンダッツミニカップと同程度の価格設定だ。
種類は乳脂肪分が高くリッチな「アイスクリーム」で、桜の花と葉の塩漬けや求肥入り。ガチで"桜もち"な材料たちの影響か、小豆は入っていないのにあんこのような、自然でほっとする甘みが感じられる。
求肥は小さく丸まった粒状になっており、想像以上にたっぷり存在。桜の塩漬けのさわやかな香りと求肥のもちっと感、アイスのとろける舌ざわりのコラボは高級感があり、めちゃくちゃ至福なひと品だった。
320円と少しお高めなものの、たっぷりの求肥と桜の塩漬け、リッチな味わいで価格設定への疑問は生じない。通販サイトでの取り扱いがなく入手のハードルが高いのが難点だが、今季中にあと1回はリピートするだろうな……といった所感のアイスクリームだった。
サーティーワン「さくら」とどちらが好み?
桜もち風味アイスを単品で楽しんだところで、続いてはサーティーワンの季節限定フレーバー「さくら」と色味や香り、味わいを比較。
サーティワン「さくら」の大きさについては、偶然にも無印良品のアイスと全く同じカロリーだったスモールサイズを選択した。
サーティーワンの価格設定は店舗により異なるが、筆者が訪れた店舗では、奇遇にもスモールサイズのアイスの値段は無印良品と同じ320円。カロリーと値段が全く同じ2種の桜アイスには一体どう違うのか……?
見た目については、無印がピンク色が濃くマットな質感であるのに対し、サーティーワンは薄ピンクのツヤっとした仕上がり。パッと見では、無印のアイスのほうが量が多いように思える。
重量を計ったところ、無印の桜もち風味アイスは外装抜きで87.4g(外装11.3g)、サーティワンのさくらは外装抜きで70.1g(外装8.1g)。
サーティーワンのアイスには個体差があるものの、無印良品のほうが17gほど量が多くコスパは優れているようだ。
食べ比べてみると、サーティーワンの「さくら」は甘みが強く、桜の風味がメインだった無印に比べると"桜感”はやや薄い印象。
どちらのアイスにも桜の葉は使用されているが、和のテイストを楽しみたいなら無印、春らしいかわいいビジュアルを楽しみたいならサーティーワン……といったところな気がする。
なお、サーティーワンの「さくら」は塩加減が絶妙。ほんのり効いた塩気によってサーティーワンらしいポップな甘さが引き出されており、これはこれで美味しかったぞ。
無印良品の『桜もち風味』アイス、想像以上の和菓子感
季節&一部店舗限定と、レアなゆえにまだまだ魅力が知れ渡っていないかもしれない無印の桜もち風味アイス。雪見だいふくや雪苺娘を愛する筆者は、ゴロゴロ入った求肥と桜の塩漬けのコラボに一瞬で心を奪われた……。
なお、高確率でアイスを入手したい方は事前に無印良品のサイトで店舗の在庫をチェックしておこう。筆者は在庫表示が「わずか」の店舗に行ったら売り切れだったため、在庫「あり」の店舗にGOすることをおススメしたい。