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ペーパーレスの時代といわれていますが、気がつくと部屋に本や雑誌などが増えてきて収納に困っている人もいるでしょう。しかし、置きたい部屋に対して、サイズや好み、予算が合わずなかなか本棚が購入できていないかもしれません。今回は、好みに合った本棚を賢くリーズナブルに手に入れる方法として中古の本棚の購入について解説しています。

本棚を中古・アウトレットで選ぶおすすめの理由

本棚の購入を検討しているけれど、なかなか予算や好みに合うものが見つからないという方もいるかもしれません。そのうえ、部屋に合ったサイズとなると探すのに大変苦労します。

そういったお悩みを持ちの方は、新品の本棚だけでなく中古品やアウトレット品などまで対象を広げてみるといいかもしれません。

ここでは本棚を中古で購入するメリットについてご紹介します。

新古品・展示品・アウトレット価格で手に入る

中古の本棚を購入するメリットで最初に挙げられるのが、リーズナブルな価格でよいものが手に入る可能性があるということです。

中古品といっても「購入したけれど、サイズが合わなかった」「蔵書が増え新しい本棚に買い替えた」など、新品に近かったりまだまだ本棚として立派に機能するものも多くあります。

ブランド家具店の本棚が半額やそれ以下で手に入る可能性も捨てきれません。また新古品・展示品・アウトレットといったものもあります。

サイトで検索したり、リサイクルショップで探してみたりしてはいかがでしょうか。

ニーズや用途に合わせて選びやすい

通販サイトやネットオークションなどの機能は優れており、予算であったりサイズであったりニーズに合った検索を掛けられるサイトも多くあります。

ショップのように広い店内を見て回っても予算に合うものが見つからない、大きさがあわないといった無駄な労力を使う必要もありません。

文庫本だけを収納したい、このカラーの本棚を探している、などニーズや用途に合ったものだけでなく、「使い込まれて味がある」といったお好みに合ったものにも出会えるかもしれません。

「これだけは譲れない」といったご希望があるのであれば、中古品を探してみるのもいいでしょう。

本棚選びのポイント

本棚のように大きな家具は「買って失敗したから買い替える」といったことがなかなかできないでしょう。そのため、選ぶ際にはしっかりとポイントを押さえておくことも必要です。

ここでは中古の本棚に限らず、本棚を購入する際にチェックしておきたいポイントについてご紹介します。

本棚を購入したい方は一度目を通しておいてください。

本の量

収納したい本の種類や本の量をまず確認しておきましょう。

本は意外に重さがあります。とくに写真集などは良い紙を使用しているものが多く、その分1冊が重くなり、数冊でも持ちきれないほどの重さになることがあります。

一方壁に作り付けの本棚でもない限り、本棚にも耐えられる重さがあります。「耐荷重」が明記されている本棚を参考に、所有している本が全て入るのか確認しておくといいでしょう。

またあまり本を収納した本棚自体が重いと、床にキズをつけたり凹みの原因になったりすることがあります。

本棚をひとつにまとめず、分散するなどの対応も考慮して検討してみてください。

本のサイズ

可動式の棚板を使用しているものであれば、収納する本のサイズに合わせて調節することで、無駄なスペースが発生することもなく本を収納できますが、固定式であればデッドスペースが多すぎてあまり本を収納できないといった事態になる場合もあります。

本にも、文庫本・新書本・ハードカバー、ペーパーバッグ・マガジン・大型本など様々なタイプがあります。どのサイズをメインに収納したいのか、棚が可動式であったとしても、大型本が入るのかなどを確認して選びましょう。

インテリア性

家族で暮らしている場合、よくもめる原因になるのが、本棚のインテリア性でしょう。

カントリー調のインテリアにスチールシェルフタイプの本棚は合いませんし、無機質なイメージのお部屋にマホガニー材の重厚な温かみがある本棚も違和感があります。

その本棚の雰囲気が好きでも、お部屋に合わないと結局使わずに廃棄したり売りに出したりする恐れもあります。

お部屋のインテリアと調和するかを再度検討してから購入を決めましょう。

設置場所

本棚を置く場所も重要です。

日当たりのよい窓際の壁に沿うように本棚を置くと、本も本棚も日焼けして劣化が早く進む場合があります。また、ほかの部屋に通じるドアの傍に置くと、ドアが開けにくかったり生活導線に影響を与えたりして不便を感じることもあるでしょう。

本を読む場所から遠いと本を手にするのもおっくうになって読書をあきらめることもあるかもしれません。

本を手にしやすく、生活の妨げにならない場所にマッチする本棚を想定して探してみるといいでしょう。

組み立てがあるか

本棚には組み立て式になっているものと完成品のものがあります。

購入や移動の際は、組み立て式が送料なども抑えられ、コンパクトに運べるため便利ですが、組み立てには工具が必要なものもあり、意外に時間がかかるかもしれません。

一方完成品は、組み立てに時間をとられることはありませんが、搬入経路を確保したり送料が高額になったりすることが懸念されます。

購入する際は、組み立て式か完成品かを確認し、別料金で組み立てや設置を行ってくれるのか、もしくは自分で組み立てる場合、手伝ってくれる人がいるかを把握しておきましょう。

中古・アウトレットの本棚を選ぶ際の注意点

前項では、一般的な本棚の選び方について、押さえておきたいポイントを紹介しましたが、中古・アウトレットの本棚を選ぶ際には別の注意点もいくつかあります。

ここでは中古の本棚を選ぶ際に特に注意したい点についてご紹介します。

汚れやキズ等がないか

本棚は、それ自体も重く、また収納する本の量によってはさらに加重されるため、大きな傷や凹みが命取りになる危険性があります。

擦りキズや小さな汚れ程度であれば、ほぼ問題はないといえますが、深く入ったキズや大きな凹み、木製の場合は裂け目などがある場合は、検討が必要です。また合板などは日焼けに対する劣化も注意した方がいいでしょう。

使い込まれた感のある落ち着いた家具もすてきですが、実際の使用に耐えられるかどうか、じっくり確認しておきましょう。

信頼のおけるショップ・出品者か

大手のショップや、評価の高い出品者による中古品である場合、しっかりと点検整備されているものがあり、安心して購入できます。

中には一度分解して清掃・再塗装したものなどもあり、中古品というよりはリメイク品になっているものもあるかもしれません。ガタがきたりゆがみがあったりするものも修復されている場合があるでしょう。

反対に価格は安いけれど、購入者の口コミやレビューで評価が低いショップなどに関しては、よほどほしい商品でない限り、少し検討した方がいいかもしれません。しかし「安いから」「一時的な使用だから」と自己責任の範疇で選ぶのであれば、それもひとつの選択ともいえます。

送料や組み立て料は含まれているか

完成品の本棚は大型貨物となり、完成品の場合は送料が高額になる場合があります。ショップや出品者によっては、送料が含まれている場合もありますが、別料金が発生することもあります。

本体価格だけで購入を決断した場合、決済のページで送料や場合によっては設置代金が発生していることもあるので注意が必要です。

また、組み立て式は完成品に比べ送料は安くなりますが、組み立て費が別で発生する可能性以外にも、一人暮らしで工具がなかったり、一人では組み立てにくかったりする場合があります。パーツが欠けているものも中にはあるかもしれません。

あらかじめ、別で発生する料金があるのか、DIY経験がなくても、ひとりでも組み立てられるかなどを調べた上で購入しましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)