カシオ計算機のアウトドアウオッチ「PRO TREK」に、日本自然保護協会とのコラボレーションモデルが登場する。3月8日発売、価格は62,700円。
PRO TREKと日本自然保護協会のコラボレーションは、近年の恒例となっている。2024年のコラボレーションモデルは、PRO TREKのアナログデジタルコンビネーション「PRW-61」をベースとし、「水」に着目した。生命を育む水は自然の贈り物――。日本自然保護協会は、首都圏の水瓶でもある群馬県みなかみ町において、森林や里山の自然を守る活動に注力しており、そうした背景をPRW-61にデザインしている。
文字板では、大水上山(おおみなかみやま)に積もった雪が、雪解け水となって川に向かって一滴ずつ広がり始める様を表現。白と青のアクセントカラーは、山と水をイメージしたものだ。10時位置のインダイヤル小針では、みなかみのシンボル「イヌワシ」をイメージしたというイエローを用いている。裏ぶたにも、大水上山の雪渓(せっけい)とイヌワシのイラストを描いた。
ベースモデルとなったPRW-61は、環境負荷が低いとされるバイオマスプラスチック樹脂をケースと裏ぶたに配合。着け心地のよいデュラソフトバンドには、生産工程で出た端材を再生素材として練り込んでいる。