米Microsoftは3月5日(現地時間)、これまで提供してきたWindows 11上でAndroidアプリを動作させるためのエコシステム「Windows Subsystem for Android」のサポートを終了すると発表した。2025年3月5日からアプリにアクセスできなくなる。
Windows上で利用できるMicrosoftストアからAmazonアプリストアをインストールすることで、WindowsでAndroidアプリを利用できるというもの。日本でも2022年8月から利用できていたが、1年半でサポートが終わることになる。
同機能は一般的なサードパーティ製エミュレータよりも高度に設計されており、高いパフォーマンスを発揮できる。一方でAndroidアプリの提供元がGoogleではなくAmazonのアプリストアに制限されており、一般的なゲームアプリ等ではほとんど利用できなかった。
ちなみに、この「Windows Subsystem for Android」でMicrosoftとAmazonがWindows上でのAndroidアプリ動作に関心を寄せたことで、GoogleもWindows向けにAndroidアプリを提供することを目的に「Google Play Games」を展開。よりゲームにフォーカスした機能になっており、有名タイトルや最新タイトル含むゲームを快適にWindows上でプレイできるようになっている。