米JEDEC Solid State Technology Associationは3月5日(現地時間)、次期グラフィックス製品向けの拘束んメモリ規格「GDDR7」の仕様策定を完了したと発表した。GDDR6比で2倍の帯域幅を実現し、デバイスあたり192GB/sもの性能を実現するという。
これまでのGDDRシリーズがNRZ(non-return-to-zero)インタフェースを用いていたことに対して、PAM3インタフェースの採用によって高速化とエネルギー効率の改善、高周波動作時の信号対雑音比を向上した次世代規格。AI アプリケーションにおける、より多くのメモリ帯域幅に対する高まる需要を満たす準備ができたとしている。