ラグーナテンボスの『スト6』リアルバトルハブに行ってきた！　大迫力のグラフィティアートは超必見

東海旅客鉄道（JR東海）が展開する「推し旅」キャンペーンの一環として、2023年に40周年を迎えたゲームメーカーカプコンとコラボした大型観光プロジェクト「CAPCOM TRIP TOKAI」が2024年2月1日からスタートしています。

第1弾は、新幹線の車内限定で行われる「カプ旅クイズ100」、THE CAPCOM ミュージアム in 名古屋で配布される「カプ旅ステッカー」（どちらも2月1日から6月30日まで）。そして第2弾として、3月2日から5月6日まで、ラグーナテンボスにて、『ストリートファイター6（スト6）』をテーマにした新体験アトラクション「STREET FIGHTER 6 俺より強いやつに会いに行く！ in ラグーナテンボス（俺強）」が開催されます。

「STREET FIGHTER 6 俺より強いやつに会いに行く！ in ラグーナテンボス」は、『スト6』のゲーム内に設置されたゲームセンター「バトルハブ」をイメージした「リアルバトルハブ inラグナシア」、園内コラボメニュー、ラグーナテンボス内にある宿泊施設「変なホテルラグーナテンボス」のコラボルームなど、『スト6』とのさまざまなコラボレーションによって展開される複合イベントです。

ラグーナテンボスは、愛知県蒲郡市の蒲郡駅（JR東海/名古屋鉄道）の近くにある複合娯楽施設。アミューズメントパークの「ラグナシア」に、飲食やショッピングを楽しめる「フェスティバルマーケット」、宿泊施設の「変なホテル」が隣接しています。海沿いにある施設で、すぐそばには大塚海浜緑地「ラグーナビーチ」も。ここでは、春先に潮干狩り、夏場にマリンレジャーなどを楽しめます。

今回、イベント開始前日の3月1日に行われたメディア向け内覧会に参加。「リアルバトルハブ」をはじめとするコンテンツを体験してきました。

「STREET FIGHTER 6 俺より強いやつに会いに行く！ in ラグーナテンボス」が5月6日まで開催されます。JR東海営業本部副長福井一貴氏（写真左）、カプコン『ストリートファイター6』プロデューサー松本脩平氏（写真中央）、ラグーナテンボス取締役近藤孝氏（写真右）

まずは、メインアトラクションであるリアルバトルハブでのオープニングセレモニーに参加しました。リアルバトルハブは、『スト6』ゲーム内のバトルハブと同様に、誰でも気軽に対戦を行えるようになっています。

それ以外にも、全長約12mの壁に描かれたグラフィティアートや開発展示エリア、フォトスポット、レトロゲームコーナーなどが再現されています。特にグラフィティアートは必見。印刷された絵が壁紙として張られているかと思いきや、壁に実際のイラストが描かれているのです。

描いたのは『スト6』のグラフィッカー。それぞれ担当したキャラクターを描き下ろします。セレモニーでは、ライブドローイングのような形で、最後の仕上げを実演していました。

セレモニーの司会はアール氏。リアルバトルハブの対戦でも生実況の機会があるかもしれません

リアルバトルハブのマップ。対戦台やレトロゲームコーナー、フォトスポットなどは、まさにゲームの「バトルハブ」そのもの

グラフィティアートの作成に携わった『スト6』の開発チーム。ほかにも数名が参加し、巨大な壁画を作成しました

最後の仕上げでルークの瞳をセレモニー中に描いています。これで画竜点睛を欠くことなく、ルークが完成です

最後にサインを記入してグラフィティアートができあがりました

セレモニーの最後にはJR東海の福井氏とラグーナテンボスの近藤氏によるガチ対決。福井氏が勝利しました

実際に会場を歩いてみると、雰囲気はまさにバトルハブといった印象。まあ、バトルハブがゲーム内にゲームセンターを再現しているものなので、それをさらにリアルで再現するのは、写真を元に描いた絵の写真を撮るようなものかもしれませんが、バトルハブとゲームセンターも微妙に違うので、当然ゲームセンターとは違う楽しみがあります。

なんといっても『スト6』とカプコンのレトロゲームしか置いていないので、来場者もそのファンやプレイヤーだらけ。コミュニティの構築やオンラインでしか会ったことがない人が出会うオフ会の場としても機能しそうです。

会場入り口にある巨大なパネル。フォトスポットにもなりそうです

バトルハブと同様にカプコンのレトロゲームが楽しめるカプコンレトロゲームス。掲示しているポスターも貴重です

初心者でも安心して遊べるシングルプレイコーナー。対戦台やシングルプレイコーナーで使うアーケードコントローラーやパッド、レバーレスコントローラーは受付で借りることができます

対戦台コーナー。PCを使用しているので、バトルハブのゲーム筐体の対戦台ではありませんが、いろんなプレイヤーとの対戦が楽しめます

リアルバトルハブの中央に鎮座するセンターステージ。基本的にここでの対戦映像がリアルバトルハブの奥にある大型モニターに表示されるので、大会の決勝戦のごとく、注目を集める場所です

開発展示エリアに掲示されているルーク

キャラクターのイラストの下には没ネタも含んだキャラクターデザインの変遷を見ることができます。会場では8キャラ分の展示がありました

こちらもバトルハブをイメージしたフォトスポット。アバターと同じ姿で撮影してみては

入場特典としてもらえるオリジナルホロシール。1回来場するごとにランダムで1枚もらえます。日程によって内容が変わり、3月31日までは、ルーク、マリーザ、E.本田の3種類。また協賛メーカーのお菓子やドリンクも無料配布されます

次に、変なホテルの『スト6』コラボルームに行ってきました。部屋に入ると、ジェイミーとルークの大型パネルが出迎え。ベッドスローもコラボデザインです。

しかも、PlayStation 5（PS5）とコントローラー2個、そして『スト6』を完備。一晩中『スト6』の対戦が楽しめるでしょう。すでに予約が殺到しており、新たに春麗＆ジュリルーム、マノン＆マリーザルームも増やしたとのことです。

ルーク＆ジェイミーは2部屋あるので、1日で4部屋まで泊まることができます。1部屋あたり大人3名、小学生までの添い寝2名の宿泊が可能。宿泊者は、ラグナシア1日入場券、ホテルレストランの朝食、リアルバトルハブ入場券（通常日1日券、スペシャルイベントデー時間指定利用券）、キービジュアルをつかったオリジナルタオルがもらえます。

ラグナシアに隣接する変なホテル

ルーク＆ジェイミールーム。巨大なルークとジェイミーのパネルがお出迎えです。ベッドにはキービジュアルを使ったベッドスローがあり、テレビにはPS5が接続されています

ベッドの上には2頭身の女性キャラが水着になっているパネルが設置してありました

宿泊するともらえるキービジュアルのオリジナルタオル

コラボメニューも用意しています。フードとドリンクを合わせて全部で8種類。エントランス付近のレストランエリアや園内のワゴンなど、各店舗で販売されています。

また、コラボショップでは「俺強」イベントのグッズのほかにも、CAPCOM TRIP TOKAIグッズ、そしてCAPCOMオリジナルグッズが並びます。ほかではゲットできないグッズも多いので、ぜひチェックしてみてください。

コラボメニュー。左上が「春麗“スピニングバードキック”青のティーラテ」、中央上が「ストリートファイター6コラボドリンクボトル」、中央右が「キャミィのかわいらしさにK・O!? “アクセルスピンナックル”猫パンチケーキ」、左下が「“リュウ丼” 好物の水ようかん付き定食」、右下が「メトロシティのペパロニピザルークの好物スナックと“スクラップヒープ”風ポテト」。ほかにも「相撲茶屋江戸紋」味はわあるどわいど級特製ちゃんこうどん」「“酔いレベルMAX”ジェイミーの酔拳〆のシジミだしラーメン」「キンバリー“お忍び”通う喫茶店風クリームソーダカラフルポップに見参！！」があります

「STREET FIGHTER 6 ラグナシアSTORE」の入り口

ラグナシア限定のアクリルスタンド。『スト6』からのキャラクターとルークのみ2種類ありました。あと、ワールドツアーでおなじみのボシュもありました

CAPCOM TRIP TOKAIのオリジナルグッズのコーナー

CAPCOMグッズのコーナーはこんな感じです

変なホテルに飾ってあった、水着の2頭身キャラのアクリルキーホルダーも

3月30日、31日には、リアルバトルハブトーナメントデーと称し、ミニトーナメントが開催される予定。4月13、14日にはREJECT MEETINGデーとして、ハイタニさん、こく兄さん、天鬼ぷるるさんが登場し、4月29日はハリウッドザコシショウがリアルバトルハブに現れます。期間中さまざまなイベントが用意されているので、1度だけではなく、何度でも通って楽しめるでしょう。

CAPCOM TRIP TOKAI第1弾も同時進行して行えるので、新幹線で来場する場合は「カプ旅クイズ100」をプレイするのも忘れずに。また、CAPCOM TRIP TOKAIの公式サイトでアカウント登録をして、5種のミッションをクリアすると「カプ旅ステッカー」を獲得できるので、こちらの登録もしっかりしておきましょう。