名古屋鉄道は5日、日本将棋連盟と協力し、将棋にまつわるコンテンツで車内を装飾した「将棋とれいん」を3月12日から瀬戸線で運行すると発表した。

  • 名鉄瀬戸線の車両4000系

「将棋とれいん」は瀬戸線沿線の活性化に取り組む「瀬戸線沿線価値向上プロジェクト」の一環で運行。4000系1編成(4両編成)の車内を将棋のルールや詰将棋の問題をデザインしたポスターでジャックし、車体は将棋の駒をデザインしたステッカーで装飾する。

瀬戸線は藤井聡太八冠が中学時代から現在に至るまで利用する路線としても知られる。ゆかりのある瀬戸線で「将棋とれいん」を運行することにより、将棋を通した地域価値向上を図るとしている。

  • 車内ポスターイメージ

  • 車体に貼るステッカーイメージ

「将棋とれいん」を運行開始した後、日本将棋連盟の協力を得て、棋士を学校へ派遣する「将棋とれいんプロジェクト」を立ち上げる計画もあるとのこと。