電通デジタルと国内電通グループ5社は3月1日、2030年までに起こるとされるトレンドをまとめ、未来起点の経営戦略立案や新規事業、サービス開発に活用できる中期未来予測ツール「電通未来曼荼羅2024」の提供を開始した。
今回、時代の変化に合わせて前年度版から22のテーマを刷新。最新版では72のトレンドテーマを設定している。2030年までの6年間に起こり得る未来トレンドの中でも、近年急速な広まりを見せ、今後のビジネスに多大な影響を与えると予測される価値観やテクノロジー、社会動向もおさえている。
追加されたトレンドテーマ例は、「単一的な経済指標から、多元的な豊かさ指標へ」「多死社会、終末デザインビジネスが拡大」「時間資源の貨幣化による新たな経済圏」「多様化し拡大するジェンダーテック」など。
提供開始に伴い3月25日、同ツールを活用した新規事業構想を体験できる無料のワークショップを「City Lab Tokyo(東京都中央区)」にて開催する。未来に起こることが予想される事象・トレンドの紹介に加え、事業環境をとりまく重要な外部環境の変化を特定し、どのように「電通未来曼荼羅2024」を活用して新たな事業開発へ着想すべきかについて伝える。申し込みは3月12日まで(定員30名)、電通デジタルのフォームで受け付ける。