リンクアンドパートナーズは2月28日、「上場企業のPR施策の実態に関する調査」の結果を発表した。同調査は2月22日、上場企業に勤めており、PR施策を行っている広報担当者・マーケ担当者501名を対象に、インターネットで実施した。
現在実施しているPR施策に課題を感じる、もしくは失敗したと思う経験はあるか尋ねたところ、88.2%が「はい」と回答した。
課題を感じる、もしくは失敗したと思うPR施策について聞くと、最も多い回答は「プレスリリースでの発信」(42.5%)で、「SNSでの情報発信」(40.5%)、「インフルエンサーを活用した情報発信」(38.7%)と続いた。
広告施策は実施しているかという問いに対しては、39.1%が「過去に実施していた」、23.8%が「広告施策は実施したことがない」、37.1%が「現在実施している」と答えた。
広告施策ではなく、PR施策を実施している理由について聞くと、「長期的なブランド価値向上」(43.8%)が最も多く、次いで「ターゲットとの関係構築」(42.9%)、「広告に対する抵抗感」(37.5%)となった。