上から読んでも下から読んでも同じ言葉になる「回文」。子どもの頃にハマった経験がある方も多いのではないでしょうか。
この記事では、おすすめの面白い回文を紹介します。短くて簡単なものから、長くて難しいものまで、さまざまな回文をセレクトしたので、ぜひ参考にしてください。
面白い回文一覧【短文編】
まずは5文字以下の短くて面白い回文を紹介します。
- 素手です(すでです)
- 色白い(いろしろい)
- 皆花見(みなはなみ)
- 馬が舞う(うまがまう)
- ナスですな(なすですな)
- 解体か(かいたいか)
- 食いに行く(くいにいく)
- 描いたイカ(かいたいか)
- イカと貝(いかとかい)
- 足しました(たしました)
- たぶんブタ(たぶんぶた)
- 追試いつ(ついしいつ)
- 遠い音(とおいおと)
- 縄の罠(なわのわな)
- 庭のワニ(にわのわに)
- 猫の子ね(ねこのこね)
- 馬鹿なカバ(ばかなかば)
- 良く効くよ(よくきくよ)
- 英語言え(えいごいえ)
- 夜来るよ(よるくるよ)
- わしのしわ(わしのしわ)
面白い回文一覧【やや長文編】
続いて、少し長めの6~9文字の面白い回文を紹介します。
- 意外や意外(いがいやいがい)
- イカ食べたかい(いかたべたかい)
- カツラが落下(かつらがらつか)
- たいやき焼いた(たいやきやいた)
- 竹やぶ焼けた(たけやぶやけた)
- 確かに貸した(たしかにかした)
- ダンスが済んだ(だんすがすんだ)
- 飛び込む小人(とびこむこびと)
- 猿に似るさ(さるににるさ)
- 夏まで待つな(なつまでまつな)
- 西が東に(にしがひがしに)
- バリウム売り場(ばりうむうりば)
- 留守に何する(るすになにする)
- カッコイイ国歌(かっこいいこっか)
- 年末つまんね(ねんまつつまんね)
- 関係ない喧嘩(かんけいないけんか)
- じいさん天才児(じいさんてんさいじ)
- 農家もいも買うの? (のうかもいもかうの)
- 見事な花とゴミ(みごとなはなとごみ)
- 虫鳴かず、悲しむ(むしなかずかなしむ)
- 世の中バカなのよ(よのなかばかなのよ)
- 夜人参煮るよ(よるにんじんにるよ)
- わたし負けましたわ(わたしまけましたわ)
面白い回文一覧【長文編】
最後は、10文字以上の面白い回文を紹介します。
- 世の中ね、顔かお金かなのよ(よのなかねかおかおかねかなのよ)
- バレてもいい、もてれば(ばれてもいいもてれば)
- 来てもよい頃だろ、来いよモテ期(きてもよいころだろこいよもてき)
- いぶし銀、演技渋い(いぶしぎんえんぎしぶい)
- 菓子与え肥えたアシカ(かしあたえこえたあしか)
- ニワトリと小鳥とワニ(にわとりとことりとわに)
- 禁煙だんだん延期(きんえんだんだんえんき)
- 何年経てもモテへんねんな(なんねんへてももてへんねんな)
- 私タワシ渡したわ(わたしたわしわたしたわ)
- イカのダンスは済んだのかい(いかのだんすわすんだのかい)
- 筋肉ボディで僕人気(きんにくぼでぃでぼくにんき)
- ママが私にしたわがまま(ままがわたしにしたわがまま)
面白い回文を作るコツ
面白い回文を読んで自分でも作りたくなった方のために、ここでは回文を作るコツを紹介します。
ルールを緩和する
回文の基本は「反対から読んでも同じ言葉」になりますが、作りやすくするために以下のようなルールを追加で設けることもできます。
- 濁点のある「が」や「だ」などの音は「か」や「た」といった清音に読み替えてもよい
- 小さい「ゃ」や「ゅ」は「や」や「ゆ」にしてもよい
- 「れー」や「こー」といった伸ばす音は「れお」「こお」などに読み替えてもよい
いきなり完璧なものを作ろうとすると難しいので、最初はこのようにルールを緩和してみるのがおすすめです。
作りやすい言葉を探す
言葉の中には回文にしやすいものが存在します。たとえば、「わたし」は反対にすると「したわ」となるので、「わたし~したわ」という回文が作りやすい言葉です。このような言葉をあらかじめ探しておくと回文を簡単に作れるようになるでしょう。
回文で使いやすい言葉には、次のようなものも挙げられます。
- 留守~する
- イカ~かい
- ダンス~すんだ
さらにもともと回文になっている「しんぶんし」や「しるし」といった言葉なども回文に取り入れやすいでしょう。これらの言葉を単純に並べるだけでも、「イカと新聞紙と貝」といったように回文が作れます。
ただし、これだけでは単純な回文しか作れないので、面白いものを作るには、ここからさらに試行錯誤しなければなりません。柔軟な発想力が重要です。
面白い回文を見つけてみよう!
短いものから長いものまで、さまざまな面白い回文を紹介してきました。
今回紹介した以外にも面白い回文は数多く存在するので、気になる方はぜひ探してみてください。また、面白い回文のポイントを学んで、回文作りにもぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。