2024年3月3日から放送を開始した新番組『爆上戦隊ブンブンジャー』が、早くも子どもたちの興味をつかんでいる。1975年の『秘密戦隊ゴレンジャー』から数えて38番目となるスーパー戦隊のブンブンジャーは、今も昔も子どもたちに人気の高い「自動車」がヒーローのモチーフに選ばれ、そこに「ものづくり」の楽しさをプラス。「クルマ」×「つくる」という2つの要素で、クリエイティブでプロフェッショナルな新時代のヒーローを目指しているという。
本作の主力商品は、バンダイ「DXブンブンジャーロボ」(7,480円)、そしてブンレッド、ブンブルー、ブンピンクのメイン武器「DXブンブンハンドル」(4,950円)、変身アイテム「DXブンブンチェンジャー」(3,300円)、の3種。これらはバクアゲ1(第1話)「届け屋のハンドル」放送に先がけ、3月2日より発売が始まっている。
バクアゲ1でもいきなり大活躍し、悪のハシリヤンを相手に大暴れを見せたブンブンジャーロボ。テレビでは、かなり大胆な「変型・合体」シークエンスが最新の特撮技術で表現されているが、画面上での興奮がそのまま子どもたちの手元でも再現できるよう、玩具商品にもさまざまなアイデアが仕込まれている。
ではここで、マイナビニュース編集部がいち早く入手した「DXブンブンジャーロボ」「DXブンブンチェンジャー」「DXブンブンハンドル」の商品レビューをお届けしよう。
「DXブンブンジャーロボ」
まずは「DXブンブンジャーロボ」(7,480円)から紹介していこう。
「ブンブントレーラー」は、ふだん人間と同じサイズで生活しているクルマ型宇宙人「ブンドリオ・ブンデラス」が巨大・変型を行った、トレーラーに似た巨大マシンである。ブンレッド/範道大也が乗り込んで、ハシリヤンとの戦いに臨む。他のブンブンカーを上回る車体のボリューム感に驚かされる。
それでは、ブンブントレーラーの「変型」プロセスを見ていこう。
トレーラーの車体部分が左右に90度展開し、フロントが持ち上がることによって、ブンブントレーラー「ゲートモード」となる。
レール部分には、ブンブンカーをセットすることのできるジョイントが備わっている。
ここにブンブンオフロードをセットして、レールごとゲートをくぐり抜けると、ブンブンオフロードがアタックモードへと「瞬間変形」する。
ブンブンオフロードの通常モードからアタックモードへの変型行程も見てみよう。
ゲートをくぐると、自動車とはまったく異なるシルエットのメカに姿を変えるところがポイントだ。
同じくブンブンワゴンもレールにセットし、ゲートをくぐり抜けることでアタックモードへ瞬間変型する。
ブンブンワゴンは通常モードから、アタックモードに変型する。
それでは、ブンブントレーラーとブンブンカーから「ブンブンジャーロボ」への変型・合体に移ろう。
ゲートモードの状態から、側面パーツをトレーラーとは反対の方向、つまり前面に下ろしていく。
その際に左右のパーツを回転させ、中央で組み合わせてロボのボディ部分の形成を行う。
ゲート部分の先端にある車輪パーツを動かして、「頭部」と「背中」に分ける。片方が90度スライドし、ロボの額のエンブレムになるという、ユニークな変型行程に注目したい。
ブンブンジャーロボのコアとなる、ブンドリオ・ブンデラスのロボット形態がこれで完成。
ブンドリオ・ブンデラス(ロボット形態)の腕や足には、各種ブンブンカーをセットすることが可能な共通ジョイントがある。
今回は右腕にブンブンオフロード、左腕にブンブンワゴンを「爆上(バクアゲ)合体」させ、ベーシックな「ブンブンジャーロボ」を作ってみた。
完成したブンブンジャーロボ。エピソードの進行と共に、次々と登場するブンブンカーたちを身体の各部分にジョイントすることで、多彩な戦い方ができるらしい。
両手、両足の付け根の可動域が広いため、さまざまなアクションポーズを決めることのできるブンブンジャーロボ。ちょっとした腕の角度によって表情が生まれ、ロボのヒーロー性を高めてくれる。
人間と同じ大きさになり、大也たちと共同生活を送るブンドリオ・ブンデラスはふだん、自作のサンバイザーを頭に着けているという設定。「DXブンブンジャーロボ」にはサンバイザーを着けた少々温和な雰囲気の顔パーツと、これが組み込まれた「ブンボット」も付属している。
次にご紹介するのは、ブンレッド、ブンブルー、ブンピンクが用いる武器「DXブンブンハンドル」である。