俳優の志尊淳が、1日に都内で行われた映画『52ヘルツのクジラたち』(公開中)の初日舞台挨拶に杉咲花、小野花梨、宮沢氷魚、桑名桃季、成島出監督とともに登壇した。

  • 志尊淳

同作は、2021年の本屋大賞を受賞し80万部を売り上げるベストセラー小説の実写化作。ある傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家に移り住んできた貴瑚(杉咲花)。虐待され「ムシ」と呼ばれる少年(桑名桃李)との出会いが呼び覚ましたのは、貴瑚の声なきSOSを聴き救い出してくれた、今はもう会えない安吾(志尊淳)との日々だった。

■志尊淳、映画『52ヘルツのクジラたち』舞台挨拶に登場!

イベントでは、3月5日に29歳の誕生日を迎える志尊にバースデーサプライズが。MCの呼びかけで、クジラが乗った大きなケーキが壇上に運び込まれると、志尊は「すごぉ!!」とリアクション。そして杉咲から花束を受け取ると「ありがとうございます! すみません……こんな公共の場で(笑) 申し訳ない!」と照れた表情を見せていた。

バースデーケーキについて志尊は「(クジラも)手作業で作ってくださったわけですもんね……1人でちゃんと最後まで食べたいと思います!」と茶目っ気たっぷりに話し、「どんな味がするのか楽しみです」と笑顔を見せた。

また、改めて29歳の抱負を聞かれると「20代最後の年になるんですけど、そのスタートをこの作品で一緒に迎えられることは嬉しいですし、これから迎える30代を歩んでいく中で、この『52ヘルツのクジラたち』は絶対に僕を後押ししてくれる作品になるんじゃないかなと思います」とコメント。最後に「今日ここでこうして皆さんに誕生日を祝っていただけたこと、うれしいです。ありがとうございます」と締めくくった。