お気に入りのバッグは、お出掛けをいつもよりちょっと特別なものにしてくれますが、現在Xではこんな可愛らしくて珍しいバッグに大きな注目が集まっています。
京都で歩いていたら海外の方に「Tuna!」と言われました。 (@kabababaaanより引用)
ポストの主は「カバン職人 かばんばか(@kabababaaan)」さん。「大好きと出かけるカバン」を作っているカバン職人さんで、モチーフは海の生き物が多めとのこと。
かばんばかさんが京都で歩いていたところ、海外の人に「Tuna!」と声をかけられたそうで、Xではその当時の姿を写真で投稿しています。
写真には、大きなマグロのバッグを背負った姿が写っていますが……デデデデ、デカッ!! えっ、デカいだけじゃなく、めちゃ可愛い!! こんなバッグが存在するなんて、つい声をかけずにはいられないインパクトがありますよね。
このバッグは多くの注目を集め、6.5万件のいいねを獲得(3月1日時点)。「ああ、これ鞄なんですね! ユニークでかわいいデザインですね」「マグロ好きにはたまらんwwwww」「めっちゃ欲しい! これで築地市場とかウロウロしてみたい」「めっちゃ可愛いです こういうセンス好きです」など、数々のコメントも寄せられました。
投稿主さんに聞いてみた
大反響となったまぐろのバッグについて、今回は投稿主のかばんばかさんにちょっと詳しい話をお聞きしてみました。
ーーこれはどんなバッグなのでしょう? 大きさや機能、特徴などを改めてお聞かせください。
見た目そのままの「まぐろバッグ」です! 全長160cmあります。ファスナーで3枚おろしにすることができ、中を開けると赤身色になってます。もちろん口もポケットです。素材は国産の牛革と岡山デニムを使ってお作りしましたので、長く使っていただける耐久性もあります。
ーーちなみにこちらは販売されているのでしょうか?
最初は販売していたのですが、だんだんと愛着がわいてきて販売するのはやめて、今は自分用として使っています。
大きいサイズではなく、通常サイズのまぐろバッグは販売しています!こちらもファスナーで3枚下ろしにでき、内側は赤身になっています。さらに、ひっくり返すと骨になります。
ーー普段から海の生き物のカバンを作られているとのことですが、それらを作ろうと思ったきっかけや理由などを教えていただけますか?
完全フルオーダーの鞄屋さんを営んでいました。いろんなお客様が自分の大好きな鞄を作って喜ばれているのを見ていて「僕も自分の好きな鞄を作りたい」と思ってまぐろバッグを作ったのが原点です。なぜマグロだったかは思い出せないのですが、急に「まぐろのカバンを作りたい」と思い、気がつけば作っていました。
そこから海の生き物は独特な形をしていることに気づき、シャチやマンボウ、メンダコ、リュウグウノツカイ、ペンギンなど自分の好きな海の生き物をカバンにしていきました。
いろんな形を作るのが楽しかったんです。これからもどんどん増えていく予定です。
ーーバッグを作る際にこだわるポイントなどはありますか?
こだわっていることは使いやすさです。例えば通常サイズのまぐろバッグだと財布とペットボトル、スマホなどが入る大きさで製作しました。
デザインを気に入ってもらっても使いにくければカバンとして意味がないので、使いやすさにはこだわりました。
また素材も国産の物を使用し、長く愛用していただけるように考えて設計しました。
ーーこれ以外にはどんなカバンがあるのでしょう? おすすめや人気のカバンなどをいくつか教えていただけますか?
まずは、イカバッグです。2本の触腕がゆらゆら揺れるデザインが特徴です! 内側はイカスミで真っ黒になっています。
シャチバッグは口も開くのですがお腹のデザインに特にこだわりました。ぜひホームページで見てみてほしいです。
マンボウバッグはリバーシブルで表面と裏面の両方をその日の気分によって使い分けられます。また、上下のヒレはポケットになっています。
メンダコバッグは深海魚のタコの仲間なんですが8角形でデザインしました。8角形の鞄は作ったことがなかったので楽しかったです。これは親子で持ってもかわいいです。
ーー今回のポストが大きな反響を生んでいますが、率直なご感想などはございますか?
たくさんの方に見ていただけて嬉しかったです!「大好きと出かけるカバン」をモチーフに鞄作りをしてきてよかったなと思いました! これからも新しいカバンを作り続けていきます!!
カバンの種類はこれからもどんどん増やしていくとのことなので、今後も目が離せませんね♪ かばんばかさんのホームページはこちらのポストのリンクからチェックしてみてください!
普段は海の生き物をカバンにしています!
— カバン職人🎒かばんばか (@kabababaaan) February 21, 2024
カバン市場はこちらから→ https://t.co/HIWogvAQNG pic.twitter.com/AS0kdAcPGY
京都で歩いていたら海外の方に「Tuna!」と言われました。 pic.twitter.com/4iOixEoObw
— カバン職人🎒かばんばか (@kabababaaan) February 21, 2024