読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『めぐる未来』(毎週木曜23:59~)がこのほどクランクアップを迎えた。7日には、第8話が放送される。

  • 萩原利久=読売テレビ提供

■萩原利久✕早見あかり『めぐる未来』

辻やもり氏によるコミックを実写化する今作。“過去に戻る病”を抱える主人公、襷未来(萩原利久)の妻・めぐる(早見あかり)が、結婚記念日に謎の死を遂げる――未来は過去へと戻り、めぐるの死の真相に迫っていく考察型タイムリープサスペンスとなっている。

■萩原利久「なかなか難しい作品だった」

2月某日、その全ての撮影が終了し、『めぐる未来』は無事にオールアップを迎えた。厳しい寒さが残る中、ついに全てのシーンを撮り終えた萩原と田中偉登は、2人そろってクランクアップ。一足先にクランクアップを迎えていた早見は、この日のために駆け付け、萩原に花束を手渡した。最後の撮影となったのは、犯人が指定したビルに到着した未来と暦(田中偉登)が、屋上へ向かうシーン。最後のシーンを撮り終わると、スタッフから「只今のシーンで、全カット終了です!」と声がかかり、大きな拍手が沸き起こった。

そして、 「襷未来役、萩原利久さん全カット終了です!」の声と共に拍手に包まれながら、萩原は「皆さま、お疲れ様でした! なかなか難しい作品だったと思います。勉強しながら頭を回転させながらやってはいましたが、まだまだ座長としては至らない点もあったなと日々反省しながら毎日過ごしていました」とあふれる気持ちを押さえながらコメント。「素敵なスタッフとキャストに囲まれて、毎日すごく充実した撮影をさせていただきました。皆さまのおかげで天候にも恵まれ、この日を迎えられたかなと思います。またどこかで会った時には、成長したなと思っていただけるようにこれからも精進していきたいと思っております」と感謝の気持ちを伝え、「無事にこの日を迎えられた事をうれしく思います。皆さん、お体に気をつけてください!」と労いの言葉を伝えた。

田中は大きな拍手の中、「皆さん、お疲れ様でした! ありがとうございました!」とまずは感謝の気持ちを伝え、「撮影当初は、勝村さんと楽しく過ごしていましたが、自分の最後のシーンが、昔から知っている利久と、皆さんの最後の日と重なるなんて、思ってもいなかったです。現場は明るく、お芝居をしやすい環境を作ってくださったり、過ごしやすく楽しい毎日でした」と最後のシーンと撮影期間を振り返った。「ドラマの放送を、最後まで楽しみにしています。本当に本当にありがとうございました!」と感謝の想いを述べた。

■早見あかり「何回死んだの? ってくらい…」

また、少し先に撮影を撮り終えた早見は、自宅でのシーンでクランクアップ。スタッフより、「只今のシーンをもちまして、襷めぐる役・早見あかりさん全カット終了です!」と声がかかると、早見は「お疲れ様でしたー!」と明るく笑顔でコメント。そして「まずは本当に楽しかったです。何回死んだの? ってくらい何度も亡くなって、地面に何回も転がって、転がる事にも抵抗がなくなるくらい転がって、大変な撮影でしたけど、本当に利久君を初めキャストの皆さん、スタッフの皆さんが明るくて、笑顔があふれていて、すごく楽しい撮影でした」と感謝の気持ちを伝え、「まだ撮影は残っていますが、皆さん頑張って最高の笑顔で終わりましょう! ありがとうございました!」とキャスト、スタッフを気遣った。

【編集部MEMO】
日南小夜(香音)に続き、母・育子(佐伯日菜子)も殺害されてしまうというこれまでの事件と、10年前に襷未来(萩原利久)が鈴村和樹の飛び降り自殺を止めた事件が関係していることがわかる中、めぐる(早見あかり)が毒殺されてしまう。めぐるが殺される直前に未来が戻ると、スマホに着信が……。「これで準備は整った。あとはお前だけ」と告げた電話の主は、なぜめぐるを殺したのか知りたければここに来い、と住所を送ってくる。一方、日暮署の時任(勝村政信)は、10年前の事件について、関係者に話を聞いていた。鈴村和樹の子供を預かったことがあるという施設に向かうと、ある衝撃の事実が判明し……!? その頃、未来は、犯人が指定した場所に着いていた。未来を尾行していた日暮署の暦亘(田中偉登)も加わり、二人でビルの屋上へ向かうと、あるタブレットが反応する。そこには、「未来さんへ。今日ここであなたは死にます」の文字が映し出されていて……!? そして、ついに犯人が明らかになる。