LGエレクトロニクス・ジャパンは、独自のAI機能で画音質を強化し、さまざまなネット動画も単体で見られる32型フルHD液晶テレビ「32LX8000PJB」を3月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭価格は54,000円前後を見込む。

  • 32LX8000PJB

32型/フルHD(1,920×1,080ドット)解像度でIPS方式、リフレッシュレート60Hzの液晶パネルと直下型バックライトを採用。斜めから見ても色変化が少なく、美しい色合いで楽しめるとする。HDR対応で明るい部分や暗い部分の表現力も高めており、一般的なHDR10と、衛星放送向けのHLG、ゲーム向けのHGiGをサポートしている。

システムにはLG独自のwebOS 22を搭載し、NetflixやDisney+、Amazon Prime Video、YouTubeといった動画配信サービスに対応。地上波放送だけでなく、さまざまなVODコンテンツもテレビ単体で楽しめるようにしている。クラウド上で遊べるゲームサービス「NVIDIA GeForce NOW」にも対応し、90以上の無料タイトルを含む1,200以上のゲームをテレビ単体でプレイできる。

独自のAI機能を搭載した第5世代エンジン「α5 Gen5 AI Processor」により、画質と音質を強化。AI機能によって再生中の映像コンテンツを分析し、映像のジャンルに合わせて音質を自動でチューニングする。また、2chのステレオサウンドをAIによって5.1chサラウンドに変換する機能を備え、対応する外部スピーカーと組み合わせることで立体的な音響を楽しめるとする。

操作面については、スマホ用の「ThinQ」アプリや、別売のマジックリモコンと連携して話しかけることで、テレビの電源オン/オフや音量調整、ウェブ検索が行える。また、ユーザーが興味のある番組や動画コンテンツをテレビが提案するといった機能も利用できる。

このほかファミリー向けの機能として、子どもの視聴時間や最大音量を制限したり、ブルーライトを抑えたり、周囲の明るさに応じて自動的に明るさを調整したりといった各種機能を備える。

HDMI入力は2系統でeARC対応。光デジタル音声出力とUSB 2.0端子、Ethernet端子も各1系統搭載。スピーカー出力は10W×2ch。無線LAN(IEEE 802.11ac準拠)とBluetooth機能も備えている。

消費電力は待機時0.5W以下。200×200mmのVESA規格に対応する。スタンドを含む本体サイズと重さは736×83×437mm(幅×奥行き×高さ)/4.7kg。リモコンと単4形乾電池2本が付属する。