JR東日本盛岡支社は29日、山田線と並行して国道を走る「106バス」(106特急・急行バス)を運行する岩手県北自動車と協力し、JR線のきっぷ・定期券で「106バス」に乗車できる実証実験を4月1日から開始すると発表した。
山田線の盛岡~宮古間(上盛岡駅、山岸駅、上米内駅を除く)を有効区間とするJR線の乗車券類を持っている場合、JR線と「106バス」のどちらにも乗車できる。そのときの場所や時刻により、どちらでも都合の良いほうを選べるという。
普通乗車券、定期乗車券、普通回数乗車券と、発着区間を記載した割引きっぷ(「ジパング倶楽部」割引、「大人の休日倶楽部」割引など)が対象に。「大人の休日倶楽部パス」などフリーパスタイプの特別企画乗車券は利用できない。「106バス」の乗車券類で山田線に乗ることも不可となる。JR線の乗車券類で「106バス」に乗る場合、乗車時・降車時に乗務員に提示する必要がある。実証実験の終了は2025年3月31日を予定している。