JR東海は29日、鈴鹿サーキットで4月5~7日に開催されるF1日本グランプリに合わせ、臨時列車として特急「鈴鹿グランプリ」号と快速列車を運転するほか、一部の定期列車は車両の両数を増やして対応すると発表した。

  • F1日本グランプリ開催に合わせ、JR東海は臨時列車の特急「鈴鹿グランプリ」号や快速列車など運転(写真は特急「南紀」)

臨時列車の特急「鈴鹿グランプリ」号は上下各2本を設定。下り「鈴鹿グランプリ3号」(名古屋駅8時51分発・鈴鹿サーキット稲生駅9時51分着)、上り「鈴鹿グランプリ4号」(鈴鹿サーキット稲生駅17時35分発・名古屋駅18時26分着)は4月5~7日の3日間とも運転する。下り「鈴鹿グランプリ1号」(名古屋駅7時12分発・鈴鹿サーキット稲生駅8時17分着)、上り「鈴鹿グランプリ2号」(鈴鹿サーキット稲生駅16時46分発・名古屋駅17時44分着)は4月6・7日の2日間運転。各列車とも全車指定席で、乗車日1カ月前の10時から全国のJR線のおもな駅で販売開始する。

臨時快速列車は4月6・7日に運転する。行きは名古屋・桑名・四日市方面から鈴鹿サーキット稲生行の列車を1日9本(6~12時台)、津方面から鈴鹿サーキット稲生行の列車を1日5本(9~11時台)、計14本を運転。帰りは名古屋・桑名・四日市方面の列車を1日9本(16時台以降)、津方面の列車を1日6本(16~19時台)、計15本の運転を予定している。

その他、特急「南紀」の一部列車が鈴鹿サーキット稲生駅に臨時列車。4月4日の下り「南紀1号」、4月5日の下り「南紀1号」と上り「南紀3号」、4月6・7日の下り「南紀1・3号」と上り「南紀8号」が停車する。快速「みえ」は4月5~7日の3日間、全列車4両編成で運転され、鈴鹿サーキット稲生駅に臨時停車。4月5日の一部列車と4月6・7日の全列車を全席自由席で運転する。なお、一部の定期列車で両数を増やすとともに、運転時刻を変更して運転するとのこと。