リアルタイムでシステム情報についてモニタリングできる「HWiNFO」において、ベータ版「v7.73, Build 5375」でオーバーレイ(OSD)機能が追加された。ゲーム画面などの上に透かしてCPU稼働率等を表示できるようになる。

  • システム監視ツール「HWiNFO」ベータ版でOSD機能追加 - Windows XPはサポート終了

HWiNFOは、CPUやGPUの動作率や温度、消費電力に加えて、マザーボードが備える各種センサーのデータを取得して表示できる監視ツール。これまではウインドウを表示してデータを見る必要があり、ゲーム画面等へのオーバーレイ機能は別途専用ソフトが必要だった。今回HWiNFOそのものにOSD機能が統合されたことで、単体でもオーバーレイ機能を利用できるようになる。

なお、機能追加が行われたのはポータブル版のみが提供されているベータ版。ゲーム画面の切り替え等でうまく動作しなかったり、解凍したデータをProgram Filesに配置しないと正常に動作しないと報じられており、正式版への導入にはまだ少し時間がかかりそうだ。