コンピュータエンターテインメント協会(CESA)、日経BP、電通は、「東京ゲームショウ2024(TGS2024)」の開催概要を発表。2024年2月29日から出展申込の受付を開始する。また、TGS2024のテーマは「ゲームで世界に先駆けろ。」に決まった。
Trailblaze the World with Gaming
游戏,敢为天下先!
遊戲,敢為天下先!
思いっきり熱くなれる時代が、戻ってきた。
好きなことを、全力で楽しめる時代が戻ってきた。
いまこそゲームが先頭に立って、世界をもっと盛り上げないと。
ゲームよ、いまこそ本領発揮だ。
まだ見ぬ技術で、みんなをもっと驚かせるんだ。
まだ見ぬ発想で、みんなをもっと唸らせるんだ。
まだ見ぬ物語で、みんなをもっと沸かせるんだ。
さあ、世界最大級の東京ゲームショウへ。
ゲームの本場で、想いをともに分かち合いましょう。
さあかかってこい、世界中のゲーム愛。
TGS2024は、リアル会場、公式番組、バーチャル会場のハイブリッドで開催。会期は2024年9月26日から29日までの4日間で、26日、27日をビジネスデイ、28日、29日を一般公開日に設定する。
リアル会場は幕張メッセ。1~11ホール、国際会議場、イベントホールの全館を利用する。展示コーナーやステージの配置を見直し、出展可能な総小間数を拡大するとともに、混雑緩和のために大規模出展社の分散化を図るという。
公式番組はYouTube、X(旧Twitter)、ニコニコをはじめとするさまざまなプラットフォームでサイマル配信。Steam上では、TGS特設サイトを設置し、対応ゲームソフトのセール販売、無料体験プレイなどを後押しする。
また、バーチャル会場の名称を、2023年までの「TOKYO GAME SHOW VR」から「TOKYO GAME SHOW Digital World」(TGS Digital World)に変更。PC、スマートフォン、VR機器で楽しめる多様なデジタルコンテンツを提供予定だ。
出展は、リアル会場、オンラインともに、「一般展示」「スマートフォンゲームコーナー」「ゲーミングハードウェアコーナー」「ゲーミングライフスタイルコーナー」「AR/VRコーナー」「eスポーツコーナー」「ゲームアカデミーコーナー」「物販コーナー」「インディーゲームコーナー」「ファミリーゲームパーク」「ビジネスソリューションコーナー」「ビジネスミーティングエリア」の12コーナーで募集。「ビジネスソリューションコーナー」内に「AIテクノロジーパビリオン」を新設し、AIソリューションを提供する企業等のBtoB出展も募集する。
「日本ゲーム大賞」は、2023年4月1日から2024年3月31日までに国内でリリースされた作品が対象の「年間作品部門」、TGS2024に出店された未発売タイトルが対象の「フューチャー部門」を表彰。「年間作品部門」では、新たな賞を設けるべく検討が進んでいるという。
国内外のプレス(メディア・報道関係者)、およびインフルエンサーを誘致し、会期前から会期中、会期後にかけて、情報が広く伝わるようプロモーションにも力を入れる。インフルエンサーについては、今年もオフィシャルサポーターやインディーゲームアンバサダーを起用するとともに、昨年スタートした「オフィシャルインフルエンサー」も招待。東アジアから中東まで、アジア・オセアニア各国・地域を代表するインフルエンサーを公募し、グローバルでの情報拡散力をアップさせる。
そのほか、TGSが設定した条件をクリアしたインフルエンサーをビジネスデイの2日目から誘致。インフルエンサーが来場の際に拠点として活用できるクリエイターラウンジも設置し、情報発信をサポートする。
さらには、プレス、インフルエンサーが出展社に取材や試遊の依頼を会期前にできるシステムを準備。出展社とプレス、インフルエンサーがよりつながりやすい環境を構築することで、ビジネスパーソンやゲームファンへの情報拡散を向上させるという。
TGS2024では、アジア主要都市で開催発表会を実施するなど、海外出展社の誘致を強化するとともに、海外からの誘客も積極的に実施。海外ビジネスパーソンのニーズが高い国際商談については、ビジネスミーティングエリア、アポイントシステム等の充実を図るほか、国際交流の場としてインナーナショナルパーティーを今年も開催する。海外ゲームファンの誘客においては、海外旅行会社と連携したツアーなどを予定する。
インディーゲーム開発者がTGS2024のインディーゲームコーナーに無料でリアル出展できる「Selected Indie 80」のエントリー受付も2月29日からスタート。申込みは専用Webエントリーフォームから行う。応募締切日は4月30日17時。そのほか、詳細は公式サイトを参照。