le coq sportif(ルコックスポルティフ)が「2024 SPRING&SUMMER PRESS PREVIEW」を東京・目白で開催。シューズやコラボレーションしたファッションウェア、ゴルフウェアなどの新作内覧会が行われた。

  • 2024年のテーマは「Né en France(ネ・エン・フランス)」、"フランス生まれの"という言葉の意味にこだわったデザインの新作が並ぶ

ルコックスポルティフは、フランス創業のスポーツメーカー。2024年の春夏では、トリコロールカラーやフレンチストライプ、エッフェル塔といった、フランスらしさを感じるデザインを随所に取り入れている。

軽量性とデザイン性を兼ね備えたスニーカーシリーズ

「LCS BASQUE(バスク) 2※2はローマ数字」(1万3,200円)は、2023年秋に登場した厚底スニーカーシリーズの新作。春らしいホワイトをベースに、トリコロールカラーを取り入れている。

  • 厚底スニーカー「LCS BASQUE(バスク) 2※2はローマ数字」(1万3,200円)

EVAとラバーを採用し、ボリュームのあるソールながら軽量性とクッション性を追求。加えて、爪先部分をやや上げることで厚底靴に多い、引っかかりをなくしたという。着用してみると、厚底を履いている感覚はなく、踏み出しやすかった。

インソールには消臭性・通気性・クッション性のある素材を搭載。トレンド感も機能性も叶う一足だ。

  • はっ水フランスニットを採用した「LA RHONE(ラ ローヌ) FK2※2はローマ数字」(9,460円)

定番シューズ「ラローヌ」シリーズからは、はっ水フランスニットを採用した新しいモデルが登場。ネイビー、ベージュ、ホワイト×シルバーの3色を展開する。

3E相当のワイド設計ながら、スタイリッシュなシルエットが印象的だ。

  • 足入れしやすい履き口の形状

クッション性のあるソールと、アッパー部分に伸縮性のある立体3D構造のはっ水ニットを組み合わせることで、ニットシューズながら歩きやすさも叶う。

また、ニットだから持ち運びにもストレスのない軽さ、アッパー部分をつぶして収納もできるので旅行のサブシューズとしてもよさそうだ。

コラボレーションアイテムに注目

  • 2020年よりアンバサダーを務める池田エライザさんとのコラボレーションアイテム、2024年春夏はfootballをテーマにしたコレクションが並ぶ

「【池田エライザコラボ】サッカーシャツ」は、スポーツをともに楽しむ人々が集うクラブチームをイメージしたデザイン。ユニセックスで着用できるサイズ感で、M/Lの展開。スポーツのみならず、ジーンズと合わせてカジュアルに着ることもできそうだ。

  • クラブチームを模したオリジナルワッペンがデザインされている

  • フレンチボーダーでおなじみのルミノアとルコックのコラボレーションアイテム

ルミノアは、1936年創業のバスクシャツブランド。フランストラディショナルとマリンをベースにしたスタイルに多くのファンがいるブランドだ。

元来コットン100%にこだわっていたが、今回ルコック独自開発素材のへランカを採用。

独特のもちっとした柔らかい肌触りに加え、コットン製品よりもシワになりにくく、「吸汗・ストレッチ・UV CUT」機能も備えるなど、夏場にも快適に着用できそうだ。

  • 独特のもちっとした柔らかい肌触りに「シワになりにくさ」「型崩れしにくい」「速乾性」を加えている

「【ルミノアコラボ】スキッパーシャツ」は、両サイドの裾にスリットが入っており、ボトムスへのタックイン/アウトも自在だ。

機能性もデザイン性も叶うゴルフウェア

ゴルフウェアでは、ダーツが入っている商品が目についた。

「バックロゴカットソー」では、ゴルフの動きに適したルコック独自パターンを採用。ダーツで衣服内にゆとりをつくることで、スウィング時の肩甲骨、広背筋の可動域を確保することができるという。

  • エッフェル塔をデザインに落とし込んだ「バックロゴカットソー」

また、腕の設計にもこだわっており、袖を前振りにすることでアドレス時の快適性を向上させている。