大谷翔平 最新情報
今オフにロサンゼルス・エンゼルスからフリーエージェント(FA)になった大谷翔平選手は、ロサンゼルス・ドジャースと10年総額7億ドル(約1053億円)の超大型契約を結んだ。エンゼルスにとってはカリフォルニア州のライバルに二刀流スターを渡すことになったが、エンゼルスにも同選手を引き留めるチャンスはあったようだ。米メディア『USAトゥデイ』のボブ・ナイチンゲール記者が報じている。
大谷は今オフ、ドジャースやエンゼルスだけでなく、トロント・ブルージェイズやサンフランシスコ・ジャイアンツなど複数の球団に興味を示された。最終的にドジャースと契約を結び、契約金の97%に当たる6億8000万ドル(約1023億円)を繰延にしている。この後払い契約は、ジャイアンツなどの他の球団にも提案したとされ、各球団は公平にチャンスが与えられていたようだ。
ナイチンゲール記者は「エンゼルスが、大谷に対する10年総額7億ドルのオファーに喜んで応じていたら、彼はまだチームに残っていただろうと考えている。しかし、ドジャースが契約金の繰延に興奮している一方で、エンゼルスのオーナーであるアルテ・モレノは支払いの延期に全く興味がなかった」と述べている。
【了】