レゾンデートルは2月23日、「夫婦のセックスレスに関する実態調査」の第5報を発表した。調査は2023年10月23日~12月18日、完全なセックスレス状態にある20~50代の既婚男女635人(男性320人、女性315人)を対象に、インターネットで行われた。
「夫婦のセックスレスを解消したい」の割合に男女で差
完全なセックスレス状態にある男女に、「夫婦のセックスレスを解消したいと思うか?」と尋ねたところ、男性の57.2%が「解消したい」と思っているのに対し、女性の7割近くが「解消したいと思っていない」(67.6%)ことが明らかに。しかも、男性では「強く思う」という回答が29.7%もあるのに対し、女性は11.1%と大きな差が。
一方、「解消したい」と思う理由では男女間で大きな違いは見られず、「夫婦の絆を深めたいから」(男性56.8%、女性48.0%)、「夫婦はセックスするのが自然だから」(同42.6%、31.4%)、「以前のように仲良くなりたいから」(同31.2%、34.3%)が上位に。ただし、「性欲を解消したいから」(同28.4%、18.6%)という理由については男女で多少の差が見受けられた。
次に、「性欲はありますか?」と質問したところ、男性の約85%が「ある」と回答しているのに対し、女性は半数以下の約44%と、男女で明らかな差が。
また、性欲の解消方法を教えてもらったところ、男性の約8割が「自慰行為・セルフプレジャー」(77.9%)という結果に。「婚外恋愛・不倫・浮気」(11.4%)や「性風俗産業の利用」(18.5%)という回答は少なかった。女性は「自慰行為・セルフプレジャー」(44.9%)が4割強、「他の事で発散している」(47.0%)が5割弱で最多となった。