東急電鉄は27日、東急新横浜線の開業1周年を記念し、JR東海の全面協力で新幹線デザインのラッピングトレインを3月4日から運行すると発表した。目黒線の車両3020系1編成(8両編成)を使用し、車体側面に新幹線と同じブルーのライン2本を施す。

  • 東急目黒線・東急新横浜線などで活躍する3020系1編成(8両編成)が新幹線デザインのラッピングトレインに

東急新横浜線(日吉~新横浜間)は相鉄新横浜線(新横浜~西谷間)とともに2023年3月18日開業。東急電鉄は開業1周年を記念し、「西日本へのお楽しみは、新横浜から。」をキャッチコピーとした「enjoy WEST」プロモーションを展開する。この一環で3020系のラッピングトレインが運行され、新幹線と同じブルーのライン2本に加え、西日本の各エリアを想起させるステッカーと「enjoy WEST」プロモーションのキャンペーンステッカーを貼付。相模鉄道と共同で制定したロゴのヘッドマークステッカーをラッピングトレインの両先頭部に掲出する。

ラッピングトレインは東急目黒線・東急新横浜線をはじめ、相互直通運転を行う東京メトロ南北線・埼玉高速鉄道(埼玉スタジアム線)と都営三田線、相鉄新横浜線・本線・いずみ野線も運行区間に。3月4日から当面運行予定だが、ヘッドマークステッカーの掲出期間は4月下旬までとされている。

  • 「東西の鉄道会社5社が“つながっている”」をコンセプトに製作したポスターを掲出。車内で動画も放映される

なお、このラッピングトレインを含む東急電鉄所属車両内にて、3月4日から「東西の鉄道会社5社が“つながっている”」(東急電鉄、相模鉄道、JR東海、JR西日本、阪急電鉄の5社が協力)をコンセプトに製作したポスターを掲出。車内で動画も放映される。東急線内で駅貼りポスターも掲出するほか、主要駅のサイネージと同社公式Instagram・YouTubeで公開する予定もあるという。