大谷翔平 最新情報
ロサンゼルス・エンゼルスからフリーエージェント(FA)になった大谷翔平選手は今オフの注目の的だった。それだけに情報は錯綜し、最後まで移籍先が不明な状況だった。それはドジャースも同じで、同選手のトロント行き報道に動揺もあったと、ドジャースでゼネラル・マネージャーを務めるブランドン・ゴメス氏が米ポッドキャスト『ファウル・テリトリー』を通じて明かしている。
大谷のドジャース加入が発表されたのは昨年12月11日(日本時間12日)だが、その直前まではトロント・ブルージェイズと契約するという見方が強まっていた。米メディア『MLBネットワーク』のジョン・モロシ記者が、大谷がトロントへ向かっていると投稿したことが原因である。しかし、後に誤報であることが明らかとなり、大谷のブルージェイズ加入は幻となった。
当時を振り返り、ゴメス氏は「どうしたらいいのかわからなくて、ある種の無力感があった。何を言われても、私たちは翔平が自ら発表するつもりだと理解していた。だから、もし私たちがアウトだとしても、アウトが告げられるまでは、何も考えを変えるつもりはなかった」と語っている。
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