JAFは2月21日、「“猫がクルマに入り込んだことによるトラブル”の救援要請件数」を発表した。調査は、2023年12月1日~31日にかけて発生した件数を集計した。
2023年12月の1カ月間で、「エンジンルームに猫が入り込んでしまった」という救援要請は全国で24件あった。
現地の天気が晴れであった場合は半数以上がエンジン始動前に気づいたのに対し、天気が降雨もしくは降雨後であった場合は約2/3はエンジン始動後。雨の日は猫が動く音や気配に気づきにくいため、晴れの日よりも注意が必要だという。
また、猫が入り込んでいることに気づかずエンジンをかけてしまうと、ベルト類に巻き込まれる場合があり、そうなるとベルトが千切れてしまったり、洗浄が必要になったりする可能性が。猫の命を守るためにも、乗車の前はボンネットなどエンジンルーム付近をやさしく叩くことも重要。
なお、ボンネットを叩くいわゆる“猫ばんばん”は有効だが、万能ではない。叩いたあと猫の声や気配を感じたら、ボンネットを開けて中まで確認するとよいという。