ほっとする家庭料理を大船「ママずきっちん」で
JR大船駅東口を出て右手、ミスタードーナツ方面へ進み左手にフランス菓子&パン屋の「カルヴァ」やカジュアルフレンチ「BISTRO BONA’PP(ビストロ ボナップ)」を過ぎたあたり、「やよい軒」の前の信号を左折します。
直進し、左手にローソンや大船行政センターが見えてきたらもうすぐ(駅からは徒歩約8分)!お店は右手にあり、看板があるのですぐに分かるはず。
店内は4名掛けテーブルが3つ。天井が高くて広々としており、大船の商店街などテナントが密集しているエリアでは中々見かけない構造です。
贅沢に空間を使っているのでお客さん同士の距離が保たれ、ゆったりと過ごせそう。
厨房前にはカウンター席があり、お一人様でも過ごしやすいと思います。筆者が訪れた時も、お一人様のお客さんがいました。
店内奥には個室も。8人掛けと、4人掛けのテーブルがありました。
ママずきっちんでは、宴会やパーティなどでの貸切歓迎店。検討されたい方は、事前予約時に内容等を相談してみてくださいね。
店内には、ママずきっちんのファンである海外の芸術家さんが描かれたという、オーナーご夫妻の似顔絵とメニューが書かれた作品が飾ってありました。
ママずきっちんのお客さんは9割が常連ということですが、この日も親しげにマスターと常連さんが話に花を咲かせていました。
注文した料理を待つ間店内を見物していると、カウンターに食パンの耳で作ったと思われる自家製のラスクを発見。なんだか懐かしい気分。
有りそうで無い。ユニークなメニュー
ママずきっちんのメニューは、家庭的でありながらユニークなお料理がちらほら。
中でも「イワシのギョウザ」や「変わり春巻きお餅入り」は珍しいのではないでしょうか。マスターも「イワシのギョウザはうちくらいじゃないか」と仰っていました。
一品料理は、家庭の定番料理「豚の生姜焼き」や「アジフライ」などの和風メニューが中心、お肉料理が多めです。
メイン料理にプラス300円でご飯、お味噌汁、小鉢、香物が付きます。
ママずきっちんでは、美味しいお酒も嗜むことができ、特に日本酒がおすすめのようです。
他にも、ビールやカクテル、ワインなどのアルコールメニューは種類豊富でした(もちろんソフトドリンクもあり)!
筆者は今回ディナー利用でしたが、ランチは定食メニューから選ぶスタイルのようです。ディナーメニューには無いものもちらほら。
お店で過ごす時間も味わい尽くす
まずは、創業から変わらぬ味で人気という「厚焼き卵(税込500円)」を注文。初めに運ばれてきました。
熱々のうちにハフハフいいながらいただくのがおすすめ!トロふわっとした食感です。テーブルに醤油さしがありますが、この厚焼き卵はぜひそのままで食べて欲しい。ほんのり甘く、旨味もあり、次々箸が進みます。
メインは「国産豚ロース味噌漬け焼き(税込900円)」にしました。
キャベツとマカロニのサラダが付いています。プラス300円(税込)のご飯とお味噌汁セットに付いてくる、小鉢や香物もとても美味しそう。
奥からたくあん、ひじきの煮物、冷奴。特にひじきの煮物は優しく深い味で、筆者の娘(幼児)もお気に入りの様子でした。隅々まで、侮る勿れです!
こちらは、メインの国産豚ロースの味噌漬け焼き。ママずきっちんでは、お肉は全て国産というポリシーがあるようです。
お肉はしっかりと下味がついており、しっとりした歯触り。丁寧に下ごしらえされたことが一口噛みしめるごとに伝わってきて、ご飯が進みます!
これは、他のメイン料理も気になります。きっとどのお料理を選んでも大正解の、間違い無い美味しさなんだろうと確信しました。
食後は、今どき珍しい「牛乳カン(税込280円)※写真は半量」をいただきました。
ママ特製のデザートは、優しいミルク味とレモンがさっぱりとした、〆に美味しく懐かしい味でした。
また来たくなる温かい接客
ママずきっちんでは、お料理だけでなく店内で過ごす空気感やオーナー夫婦との会話も魅力です。
細やかな気遣い、気さくな人柄だけでなく、お二人が醸し出す安心感のようなものが、お客さんを和ませます。
まるで実家に帰ったようにホッと一息つける、というお客さんも多いはず。ぜひ、大船で温かい家庭料理とともに、その雰囲気も楽しんでみてくださいね。
店舗紹介
【ママずきっちん】■住所:〒247-0056 神奈川県鎌倉市大船3丁目9-15■電話番号:0467-45-0436■営業時間:ランチ 11:30~14:00/ディナー 17:00~22:00■定休日:日曜、月曜※駐車場:有り ※電話で問い合わせてみてください※お店の前に駐輪可
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