フリーランス・複業・副業の求人マッチングサービス「SOKUDAN」を運営するCAMELORSはこのほど、2024年版「年収1,000万円が狙いやすいフリーランス職種ランキング」を発表した。SOKUDANに掲載された求人案件(一部抜粋)の単価と稼働時間から平均時給を計算し、その平均時給から1日8時間・月21日稼働で想定月収と想定年収を試算した。対象期間は2019年7月1月~2024年1月2日、対象案件数は3,387件。
年収1,000万円を超える割合が最も高かった職種は「エグゼクティブ/コンサル」(46.9%)。同調査では、特定の業界や分野における高度な専門知識と豊富な経験、企業業績への直接的な影響などが高い報酬に反映されると分析している。
2位は「データサイエンティスト」(44.6%)。データの価値を最大化する能力や高度な専門スキルなどが年収1,000万円を狙いやすい環境を作り出しているという。
3位は「プロジェクトマネージャー」(44.4%)。プロジェクトの成功が企業の収益に直結していることや高い責任と専門スキルなどが高い報酬につながるとのこと。
以下、4位「機械学習エンジニア」(43.8%)、5位「iOS/Androidエンジニア」(32.9%)、6位「インフラエンジニア」(30.0%)、7位「事業企画」(27.9%)、8位「バックエンドエンジニア」(27.0%)、9位「フロントエンドエンジニア」(23.1%)、10位「マーケティング」(10.1%)と続いた。
全案件における年収1,000万円を超える割合は21%。同調査では「一般的な給与所得者のうち年収1,000万円を超える割合は4.9%のため、フリーランス・副業の方が1,000万円が狙いやすい(令和3年分 民間給与実態統計調査)」とみている。