リンクバルは、「恋愛・結婚に関する意識と実態調査 2024」の結果を2月20日に発表した。本調査結果はウェブアンケートにて実施された2つの調査をもとにしている。1つは2023年12月15日〜21日の期間、2,257人の男女を対象としたもの、もう1つは2024年1月1日〜12日の期間、475人の男女を対象としたもの。
「理想の家事分担」を独身男女に調査した結果、1位「平等に分担したい」(37.9%)、2位「時間に余裕があるほうが多く分担して欲しい」(34.4%)、3位「こだわらない」(23.8%)となった。
また、「理想の育児分担」については、上位3つが「理想の家事分担」と同様の結果に。1位「平等に分担したい」(44.2%)、2位「時間に余裕があるほうが多く分担して欲しい」(27.8%)、3位「こだわらない」(23.9%)と続いた。「平等に分担したい」が家事より6.3ポイント多く、育児のほうが家事より「平等に分担したい」と思う傾向にあることがわかった。
一方、既婚男女には現在の家事や育児分担の状況を調査。家事分担については、1位「時間に余裕があるほうが多く分担している」(49%)、2位「こだわっていない」(15.3%)、3位「平等に分担している」(13.4%)という結果になった。育児分担も上位3つは同様の結果となり、1位「時間に余裕があるほうが多く分担している」(46%)、2位「こだわっていない」(23.9%)、3位「平等に分担している」(16.5%)となった。
1位の「時間に余裕があるほうが多く分担している」については、家事が49%、育児が46%と、約半数の家庭で時間に余裕がある人が家事・育児を多く分担する傾向にあることが分かった。独身男女は「平等に分担したい」が多い傾向にあるが、実際の結婚生活ではお互い時間がない中で助け合って生活することが必要だと同社は考察している。
独身男女を対象に、結婚後の働き方の理想について調査したところ、「結婚後は共働きをしたい」が52.3%と、半数以上を占める結果となった。次点で「こだわらない」が34%と、柔軟に働き方を検討する考えもうかがえた。また、「専業主婦・主夫」と答えた人は5.8%だった。
既婚男女には「現在の働き方」を聞いたところ、1位「共働き」(67.8%)、2位「こだわらない」(15.7%)、3位「専業主婦/主夫」(7.7%)となった。多くの家庭で共働きをしていることがわかった。