ビッグローブは2月15日、「ファミリー層のインターネット利用に関する意識調査」の結果第2弾を発表した。調査は1月23日〜25日、全国の20代〜50代で子ども(未就学児〜高校生)がいる男女500人を対象に行われた。

  • 「スマホ育児」について

まず、未就学児の親に対して、「スマホ育児」について質問したところ、約6割が「スマホ育児」を経験している事が分かった。また、「スマホを上手に育児に利用するのは良いことだと思う」について、32.1%が「あてはまる」、48.6%が「ややあてはまる」と回答しており、合わせて約8割が「スマホ育児」に肯定的である事も明らかとなった。

次に、全回答者に向けて、子どもがタブレットやスマートフォン(インターネット)を利用することについて尋ねてみた。すると、中学生・高校生に関しては「今の時代は当たり前だと思う」「やや当たり前だと思う」と考える人が8割にのぼった。小学生では7割、未就学児でも5割となっている。

  • 子どもがタブレットやスマートフォン(インターネット)を利用することについて

子どものインターネット利用のルールについて決めているか聞いたところ、「利用時間に関するルール(タブレットやスマホを見る時間は1日〇時間までなど)」「利用時間帯に関するルール(夜〇時以降は使用禁止など)」「利用内容に関するルール(アクセスしても良いサイト・利用しても良いアプリを限定するなど)」のいずれも、「決めていない」の回答が6割を超えて最多となった。

  • 子どものインターネット利用のルールについて

子どもの1日あたりのスクリーンタイムについては、未就学児では「30分〜60分未満」(29.6%)が最も多く、60分未満という割合は6割を超えている。小学生でも「30分〜60分未満」(23.4%)が最多で、60分未満という割合は5割。

  • 子どもの1日あたりのスクリーンタイム

一方で、中学生・高校生では、「120分以上」(40.6%)が最も多い結果となり、60分以上は7割強にのぼっている。

子どものスクリーンタイムが適切だと思うか尋ねると、未就学児と小学生では約6割が「適切だと思う」と回答。中学生・高校生では「長いと思う」「適切だと思う」がほぼ半々となった。

  • 子どものスクリーンタイムは適切だと思うか

小学生〜中高生の子どもがいる人に対し、子どもが勉強や習い事にタブレットを使用しているか(通信教育のタブレットコース、塾、勉強アプリ、オンラインの習い事など、一部スマホ利用も含む)聞いてみた。

  • 勉強や習い事にタブレットを使用しているか

すると、「使用している」の回答は、小学校低学年(1〜3年)で60.2%、小学校高学年(4〜6年)で66.4%、中学生・高校生で65.5%と、いずれも6割を超える結果となった。