リンクバルは、「恋愛・結婚に関する意識と実態調査 2024」の結果を2月20日に発表した。本調査結果はウェブアンケートにて実施された2つの調査をもとにしている。1つは2023年12月15日〜21日の期間、2,257人の男女を対象としたもの、もう1つは2024年1月1日〜12日の期間、475人の男女を対象としたもの。

  • 「恋人」と「結婚相手」に求めるもの(独身男女)

独身男女が恋人に求めるものを調査したところ、1位「優しさ」(13.2%)、2位「話し合い(意思の疎通)ができる」(12.7%)、3位「(全体的な)価値観の一致」(12%)となった。また、結婚相手に求めるものについても、1位~3位まで「恋人に求めるもの」と同様の結果となった。

経済力については、恋人・結婚相手ともに10位にランクインしており、金銭的な条件よりも内面を重要視する人が多かった。

  • 結婚相手に求めるもの(既婚男女※事実も含む)

続いて、既婚男女に結婚相手に求めるものを質問したところ、上位3つは独身男女と同様のものがランクインしたが、1位「(全体的な)価値観の一致」(15%)、2位「話し合い(意思の疎通)ができる」(13.1%)、3位「優しさ」(12.5%)と、既婚と独身で1位と3位が入れ替わる結果となった。

また、現在の年収が500万円以下の既婚男女においても、上位3つは同様の結果となり、経済力は8位にランクイン。既婚男女は、より価値観の一致を求める傾向にあることが分かった。

  • 「恋人」に求める最低年収(独身男女)

独身男女を対象に、恋人に求める最低年収を聞いたところ、男女で大きな違いが見られた。男性は、1位「こだわらない」(57.9%)、2位「300万円~」(18.7%)、3位「200万円~」(12.9%)という結果に。一方、女性は、1位「400万円~」(29.3%)、2位「500万円~」(17.8%)、3位「300万円~」(14.8%)だった。

  • 「結婚相手」に求める最低年収(独身男女)

また、結婚相手に求める最低年収について、男性のTOP3は恋人に求める最低年収と同様に、1位「こだわらない」(54.1%)、2位「300万円~」(19%)、3位「200万円~」(13.9%)となった。

一方女性は、1位「400万円~」(29.2%)、2位「500万円~」(22.8%)、3位「600万円~」(12.6%)という結果になり、最低でも400万円以上の年収を希望していることが判明した。また、1000万円以上を希望する人も2.5%いた。