大谷翔平 最新情報
ロサンゼルス・ドジャースは大谷翔平選手と10年総額7億ドル(約1053億円)の超大型契約を結んだが、そのうちの大半を契約満了後の後払いにした。そのため、今オフは積極的な補強が可能になり、戦力アップに繋げることに成功している。しかし、予想される成績は昨季以下になる可能性もあると、米紙『ニューヨーク・ポスト』が報じた。
ドジャースは大谷と契約を結んだ後、オリックス・バファローズからポスティング公示された山本由伸投手を獲得。さらに、タイラー・グラスノー投手やマニュエル・マーゴット外野手、テオスカー・ヘルナンデス外野手など強力な選手をチームに加えている。戦力面で見れば、他を圧倒するような豪華メンバー勢揃いの状況だ。
しかし、同紙によると、野球のパフォーマンス予測システム『ペコタ』は、2024シーズンのドジャースの勝利数を101.9勝と予想し、米データサイト『ファングラフス』は93勝と予想したという。いずれも、2021シーズンのドジャースの106勝や、2022シーズンの111勝を下回り、場合によっては2023シーズンの100勝以下になるとの予想もあった。
同紙は「今年のドジャースほどタレント揃いのロースターでも、105勝を挙げるには、怪我のばらつきが少なく、接戦で好成績を残す必要がある」とし、「大谷の加入により打線に驚異的なバットが加わることに議論の余地はない」ものの、ムーキー・ベッツとフレディ・フリーマンのパフォーマンスや怪我の可能性によって、期待以下の成績に終わる可能性もあるとの見解を示した。
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